2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

朝ドラと「鐘の鳴る丘」歌の記憶

昨日から新しいNHKの朝ドラ「エール」が始まった。こちらの頭の中はまだ「スカーレット」モードなので全く予備知識なしで取り敢えずテレビを視始めたものの何か上の空で、おまけに画面が突然原始時代になり、火山が噴火したりして「何コレ」という間もなく、今度は…

高杉晋作さんは男の男よー偉いじゃないかいなー

3月24日のこの日記に書いた山口県民謡「男なら」の3番は、「高杉晋作さんは男の男よー、偉いじゃないかいなー、オーシャーリシャーリー」で終わる。山口県人から見た幕末のヒーローNo1は、桂小五郎、久坂玄瑞、大村益次郎、伊藤博文等々を押さえて、高杉晋作…

郷愁と鮭の「母川回帰」の関係

故郷から大阪に出て半世紀、故郷で過ごした倍の時間を大阪で住んだ事になるが未だに大阪の歴史より故郷の歴史の方に興味がある。同級生のメールにも郷愁のことが書いてあったがこの想いは鮭が生まれた川に帰ってくる「母川回帰」と全く同じで動物が固有に持っ…

喜美ちゃんの「スカーレット」が終わった。

半年間続いたNHK朝ドラ「スカーレット」が今朝終わった。劇中喜美ちゃんが白血病の息子武志に向かって、病気を私が治してやるという台詞がありひょっとして快方に向かうシナリオも有るかなと思っていたのだが、息子の死を受け止め一人で淡々と陶芸作品に向き合…

カリー・ウエブ選手の平常心

ゴルフをしない人には多分馴染みの薄い名前だと思われるが、女子プロゴルファーで世界的プレイヤーの一人カリー・ウエブ選手がいる。落ち着いた人柄と歯切れの良いスイング、サングラス姿が様になった素敵な、記憶に残る選手の一人である。1974年生まれ…

治水3傑と越流する堤防

NHKBS放送で「英雄達の選択」という番組があり歴史上の人物が分岐点でどんな決断をしたのか追跡する番組で、番組表から人物を見て時折録画する。 先日はちょっと変わった趣向で、最近の豪雨水害多発の状況から歴史上治水に心を砕いた3人の活動が「治水3傑」と…

野菜の芽が出て、私も元気が出た。

この春は例年程、花粉症もひどくなく良かったと思っていた矢先に、原因不明の湿疹が体に出て皮膚科に行き、週末ゴルフもやむなくキャンセルしてガックリ状態。然し畑に行くと野菜の芽が土を蹴破って顔を出し始めており、これを見ると多少元気が出てくるよう…

山口県民謡「男なら」

私の生まれた山口県はどちらかと言えば民謡不毛の地だが、多少知られているのは唯一幕末に謂われの「男なら」だろうか。 その歌の一番は 〈〈♪男なら、お槍担いでお中間(ちゅうげん)となって、付いて行きたや下関、国の大事と聞くからは女ながらも武士の妻、ま…

原油価格の下落が凄いことに。

コロナウイルスの影響で経済面の指標や価格の変動が激しく、毎日のニュースをにぎわしているが、私が今一番注目しているのが原油価格の動きでここ最近の下落は只事ではない。原油の指標の中で最も注目度の高いニューヨークで取引される西テキサス原油を基準…

JAモニターの終了

一年間委嘱された地域JA(大阪中河内農協)のモニターが終了した。 本来最終の懇談会が開催予定であったがコロナウイルスで延期の上、更にその後中止となり代わりに今日、終了アンケートを提出して来た。生家が農家だったので農協は子供の頃から親近感があった…

岡山に良寛さん?

我が家に下宿中の孫を春休みで岡山に連れ帰るため、娘が帰省してきた。お土産が「焼きままかりの三杯酢漬」「あなごめし」「岡山ロールケーキ」とここまでは岡山県繋がりが良く分かるものばかりで納得だが、最後に出てきた和菓子の「良寛てまり」には首をひねってし…

365話・厚狭毛利家⑮断絶と厚狭毛利家文書

このブログを始めた時点の目標であった1日1話で365回丸一年に今日でようやく到達した。同級生から記念に何をするかと問われていたので久し振りに金剛山に登って書こうかとも考えたが、娘が帰省する日と重なり断念。1回目の記事を読み返してみると故郷…

大阪中之島で織田信長を学び直し③と府立中之島図書館

昨日は大阪中之島朝日新聞社での笠谷和比古教授の今年3回目の授業。 ①思い立って同じ中之島に古くからある大阪府立中之島図書館を写真に撮っておこうと思い早めに家を出た。およそ半世紀前に大阪で家電製品の会社に職を得て働き始めたが、当時まだ家電の黎…

クモの糸由来の人工タンパク質繊維

昨年(2019)初頭以降に時折マスコミに取り上げられるようになったスタートアップ企業で山形県に本拠があSpiber(スパイバー)社に注目している。社名はスパイダー(蜘蛛)とファイバー(繊維)から来ておりクモの糸をヒントに人工タンパク質で出来た繊維…

感染症と人の移動との関わり

このところ毎日のマスコミ報道はコロナウイルス一色だが、録画して見た今週「サンデーモーニング」の中で専門家とコメンテーターがとても興味ある対話をしていた。私なりに興味を覚えた事を整理すると次の3点である。 ・若し現在のようなモノや人の移動が激し…

イスタンブール運河計画

トルコのイスタンブールは私がまだ訪れていない都市の中ではこれから最も観ておきたい場所の一つかもしれない。 朝日新聞等が大きく記事にしているが、ここに全長45kmの大運河を建設する計画があり今年工事入札が予定されているとの事である。イスタンブー…

泉寿会ゴルフと美木多

今日はホームコースで70歳以上がプライベートで集まる「泉寿会」コンペに参加してきた。ウイルス騒ぎの中でも30名前後が集まった。予防のため表彰式と会食は中止で順位は後日の連絡、スコアは前半43、後半48のトータル91で90切り目標に2打オーバ…

勝負の一年②畑岡奈紗選手と鈴木愛選手

3月9日の日記の続きだが、畑岡選手が現時点で日本の女子プロゴルファー実力No1であることは疑いないだろう。アマチュアで日本女子オープンを制してプロ転向、そのまますぐに単身渡米、アメリカツアーに飛び込んだ姿は、往年のアメリカツアー賞金王で私達…

春野菜の植え付け

今日は早起きして、いつもの〈歩き→コメダ珈琲店〉パターンもやめて春の野菜の植え付け作業を実施。 もう2~3週間前から草取り、土起こし、堆肥の投入、畝作りと準備しているので今日は肉体労働はほとんど無く代わりに中腰作業が待っている。 まだインター…

厚狭毛利家⑭毛利勅子女史

2月3日のこの日記に厚狭毛利家世子廃嫡問題で10代目元美からの相続が異母弟の宣次郎から他家からの養子親忠へと替わった事を書いたが、ここ迄来ると元美の奥方勅子(ときこ)女史を取り上げざるを得ない。私はこの世子交替に英明な資質と華麗な人脈を持つ…

今は経済の学びとき

元々世界経済に不安が有ったところにコロナウイルスがトリガーとなって一挙に、原油を始めとした資源安、株安、国債金利低下、為替変動円高が世界で同時進行している。 2008年のリーマンショックから10年以上が経過し、経済のサイクルから見ても極めて…

マクドナルドの復活

ゴルフで朝早いスタートの時には家で朝ごはんを食べる時間がないので、途中のマクドナルドで「朝マック」を利用する。 また下宿中の孫がいる関係もあり時々昼用にハンバーガーを買って一緒に食べる。 最近またマクドナルドが賑わいを見せており店舗も以前より…

勝負の一年①渋野選手とソフトボール上野選手の対談

「勝負の一年」と題して女子プロゴルファーで、東京オリンピック出場期待される3選手、畑岡奈紗(世界ランク4位)、渋野日向子(同11位)鈴木愛(同15位)を追ったドキュメンタリー番組がTV放送され、録画して繰り返し見ている。 3人の内、放送時間が一番長か…

沖縄みやげの食べ比べ

今日は本来ホームコースで70歳以上の競技、「グランドシニア杯」に参加する予定だったが、雨予報でおまけにコースからコロナウイルス対策で色々連絡があり、キャンセル料も不要とのことで、ついキャンセルしてしまいポッカリ時間が空いてしまった。我が家に…

鉄鋼スラグの活用

製造業のことなら大概の知識があると思っていたが製鉄の過程で出る副産物、鉄鋼スラグが大量に資材として活用されていることは全く知らなかった。コメダ珈琲店での週刊新潮に「SDGs(持続可能な開発目標)の時代に」と言う広報記事があり、今回はこの鉄鋼スラグ…

峠(とうげ・とう・たお)

峠は山道の頂点にありこの先に幸があるのか災いがあるのか未知の事を思い浮かべる場所でもある。 子供の頃に母親の実家を何回も訪れていたがバスを降りて細い山道を長く歩き、実家まであとひと息の名もない峠に立つ3本松の姿が遠い記憶の中にある。私の郷里…

the point of no return (後戻り出来ない点)

「週刊東洋経済」には巻末に英語雑談力入門のコーナーがあり、よく使われるフレーズなどを例を含めて紹介している。今日サンマルクカフェで読んだ号に載っていたのが表題の「the point of no return 」で英国のEU離脱を題材に一例として The UK has passed the p…

ゴルフ距離計ソフトの更新と昨日のゴルフ

ゴルフは距離と方向を合わせる競技で、方向は自分の目で見て大体理解できるが距離は肉眼で見てもなかなか分からない。 この為最近は距離計の使用が解禁され、特にキャディさんのいないセルフプレーの場合などとても重宝する。自分のボールの位置から目標のピ…

故郷へ帰る準備中の「真鴨」との対話

昨年12月13日のこの日記に「冬鳥真鴨集団に遭遇」として大陸から越冬の為に渡ってきた真鴨に出会ったことを書いたが、この真鴨がそろそろ故郷に帰る頃だと思い、昨日夕方まだいるかどうか確かめに平野川沿いを歩いてみた。以前一回の歩きで11羽に出会っ…

毛利秀元⑤毛利家の系図問題

初代長府藩主で常に厚狭毛利家をバックアップする立場にあった毛利秀元は毛利元就4男元清の子として生まれたが、本家3代目輝元に当初子がなく、その才を毛利の両川と言われた吉川元春、小早川隆景に見込まれ輝元の養嗣子となった。これを当時の天下人であ…