中断中の俳句

中断中に詠んだ俳句で未だブログに載せていないものを記録の為もありまとめて書き残しておきたい。

尚、夏の海と水中花は7月度の区民センター俳句講座の兼題である。

光速と音速で来る遠花火

名谷のオリックス球場の試合終了後の打ち上げ花火をベランダから見て目と耳で感じる時間差を詠んだ。

老鶯(ろうおう)や美声と違(たが)う姿見せ

昨年から狙っていたウグイスの写真を偶然に遂に撮ることが出来た。この感動とは別に声のわりにその姿が平凡なことを詠んだ。

啖呵切る門司港バナナ叩き売り

門司港は私の郷里から近くバナナ叩き売りの発祥の地である。バナナが夏の季語であることを知って詠んでみた。

ベビーカー幼子握る扇風機

街で見かけた母子連れを見て面白いと詠んでみた。

死に臨みただ石見人鷗外忌  (7月9日)

森鷗外が死に臨み虚飾を廃しただ郷里の石見人として死にたいと思った事が心に残っている。

黙々と雲吐き出して夏の海

夏の雲は結局のところ海から生じている様を詠んでみた。

船脚に遅速際立つ夏の海

ベランダからよく海を見ているが、船によってそのスピードに大きな違いがある。特に夏はプレジャーボートやモーターボートのせいでその差が大きくなることを詠んだ。

山ひとつ子等で越え行く夏の海

中学生の頃自転車で山を越えて海に行ったことの思い出を詠んだ。

純喫茶去年(こぞ)と変わらぬ水中花

最近純喫茶と看板をあげている店を見かけなくなったが、純喫茶のテーブルにこそ水中花が相応しいと思い詠んだ。

AIの対話覗き見水中花

パソコンでAI とやり取りすることがあるが、机上に水中花があれば覗き見たいと思うだろうと詠んでみた。

水・閉所共に恐しと水中花

水中花に仮でも命有ればこの状態は耐えられないだろうと想像して詠んでみた。

炎昼や球児の呷る大水筒

この暑さで屋外作業や運動をする人が大きな水筒を携えるのを見かけるようになって来たが、住んでいる施設の近くにある高校の球児がこの水筒から直接呷るように飲むのを見て詠んだ。

 

◉ベランダから見る垂水沖の船シリーズ①

NINGBO OCEAN (中国寧波海運)の中国と日本の各港を結ぶ定期航路コンテナ船。

寧波(にんぽー)は三つの川の合流地・三江口で有名な中国浙江省の港湾都市で、例えば遣唐使の出入りはこの港からと決まっていて、日本の歴史と深い繋がりがある。私は定年後関係した会社の工場がここに有ったので数回訪れたことがある。

◉5月から始めたグラウンドゴルフのここまでのスコアー、計7日、14ラウンド消化していて平均スコアーが18.6何とか未だ20未満をキープしている。

映画「U・ボート」/今年の初蝉、空蝉、蝉の穴

ブログ中断中にNHKBS プレミアムシネマで録画再生して観た1981年の西ドイツ映画「Uボート」原題:Das Bootのことを書いておきたい。

中断中に観た映画のなかで唯一書き残しておきたいと思った映画である。

Uボートとは戦争史に興味ある人なら誰でも知っている第一次~第二次大戦にかけてのドイツ海軍の潜水艦のことで、「Unterseeboot(水の下の船)」から来ている。

第一次、第二次大戦共にドイツの主要敵国のひとつは英国であったが、当時の制海権は英国側にあり水上艦艇ではとても太刀打ち出来ないため、潜水艦を海軍の主要戦力と位置付け、通商破壊などの任務を与えた。

潜水艦を扱った映画は「眼下の敵」「レッド・オクトーバーを追え!」「クリムゾン・タイド」など記憶に残る映画があるが、この映画は1982年のアカデミー賞監督、撮影など6部門にノミネートされたとのことで私の記憶に追加された作品である。

このドイツ映画には当然ながら私の知っている映画関係者は誰も関わっていないが、潜水艦を知り尽くし組織を統制する硬軟の術(すべ)を知っている艦長役の大尉を演じているユルゲン・プロホノフという名前は記憶に残った。

ストーリーの対象Uボートは第二次大戦の最中、ナチスドイツが占領中のフランス北部の軍港を通商破壊の任務を受け大西洋に出港する。

荒れる海での索敵、敵輸送船団との邂逅、敵駆逐艦からの爆雷攻撃、艦の損傷と復旧作業など狭い空間でのリアルで過酷な状況が繰り返し描写される。

精神に錯乱を来す機関員、懊悩する将校、負傷者など、狭い閉所での人間関係も戦争の過酷な実態をこれでもかと伝える。

Uボートは中立国スペインで補給を受けた際、新たな指令を受けイギリス海軍が待ち受けるジブラルタル海峡(ヨーロッパとアフリカの間)突破に挑み沈没破壊一歩手前までの苦難を受けてこれを克服する。

この映画では敵駆逐艦の攻撃で艦内のあらゆる設備機器が損傷し、それを一度精神錯乱を起こした機関員が先頭に立ち全て修復に成功するシーンがあり、艦長が「部下に恵まれた」と述懐する。

これを観ていて突然、現役時代タイ工場に赴任していた折の大規模な設備故障の思い出がよみがえって来た。この場合もタイ人の設備担当者の奮闘に救われたが、こういう現場技術者の大切さが身に沁みて理解出来る場面である。

ドイツ映画を観る機会は少ないが、細部までおろそかにしないドイツ人気質がよくわかる映画であった。

◉今日の一句

 

紐結はへランナーふたりサングラス

 

◉今年も健康公園の蝉のシーズンが始まった。

今年初めて目にした蝉(クマゼミ)

空蝉

木の根元、蝉の穴(ここから地中を脱け出し樹木等に上り羽化する)

 

 

講演会「司馬さんとモンゴル」

ブログ中断中の7月11日(土)、大阪大学箕面キャンパスで開催された「司馬さんとモンゴル」講演会に出掛けて来た。

大阪大学外国語学部・大学院人文学研究科の主催で、私は適塾記念センターの縁から案内を知り申し込んだ。

司馬さんが大阪大学外国語学部モンゴル語専攻の前身である旧制大阪外国語学校蒙古語部を卒業したことはよく知られていて、初期の西域関係の短編「ペルシャの幻術師」「戈壁の匈奴(ごびのきょうど)」や後の「街道をゆく第5巻・モンゴル紀行」「草原の記」などを読むと、その経歴に誇りがあることや、地域の歴史や文化に深い愛着があることが読み取れる。

講師はモンゴル語専攻の卒業生で、大阪大学外国語学部で講義も担当していたと紹介された芝山豊氏、著書に「モンゴル文学への誘い」などがあるとのことであった。

半世紀前当時モンゴル語を学ぶ学生だった芝山氏は「草原の記」を読んだ感想を司馬さんに送ったところ、思いがけず司馬さんから自筆の返信が届いた。

・大阪大学でモンゴル語を学ぶ者(全員)への激励になっていた。

・世界のためにモンゴル研究をするのが諸君の責任。

・司馬さん自身がグループの一員であった「近代説話」という雑誌を例にモンゴル専攻が定期的に発行している「モンゴル研究」という雑誌を出し続けなさいと激励され、「モンゴル研究」は現在も継続している。

講師は司馬さんの関連と併せ、戦前のモンゴルに関わる「綵遠事件(すいえんじけん)」「徳王」「烈士之碑」のことを話された。

綵遠事件は昭和11年(1936)当時内モンゴルの指導者であった徳王等に関東軍が支援して中国北部の綵遠省に侵攻させ、中国北部に傀儡政権を立てようとして中国軍に撃退された事件で、この結果反日機運が高まったといわれる。

ここまではよく知っていたが烈士之墓のことは初めてで、大阪外国語学校の学生、とりわけ蒙古語卒で大陸での国策に殉じた人々の霊を祀るため建立され、徳王の来日に際し除幕式が行われたものらしい。

この碑は紆余曲折を経て現在の大阪大学外国語学部のある箕面船場新キャンパスの坪庭に移設されているとのことで、今回はその事を事前に知らず訪問は出来なかった。

◉講演会場の前広場ではゲルの展示と子供たちのモンゴル舞踊の実演が行われていた。

◉公演後演奏者・福井則之氏による馬頭琴と喉歌(ホーミー)の演奏、モンゴル騎兵が馬を走らせるとき、馬頭琴を背にかけて疾走したといわれるが、いつもこの音色と声を聴くとモンゴル軍の騎馬が草原を走るその情景が頭に浮かぶ。

◉パンフレット

◉今日の一句

 

馬頭琴響く学舎(まなびや)夏季講座

 

◉全くの余談で申し訳ないが、会場に着いたのは丁度お昼時で、食事処を探していて近くの「天ぷらとそば」の店「天ぷらの山」を教えられた。混み合っていたものの5分程度の待ち時間で座れたが、この店が近来稀な「大当りで」ざるそばと揚げたての天ぷら(イワシ、キス、エビ、野菜)で美味しく1000円未満、正直云ってこのコスパにはびっくりした。

何度も行きたいが遠すぎる。

 

 

ブログを再開します。/健康公園の野鳥シリーズ㉘ムクドリ(椋鳥)の日光浴

6月下旬から中断していましたが、郷土史関係の一仕事も取り敢えず自分なりに区切りがつき、ブログを再開させて貰います。

当面、月・水・金の週3回のペースで様子を見ていきたいと思っていますので、以前と変わらずどうぞよろしくお願いします。

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ブログ中断中の7月9日午後、健康公園を歩いているとムクドリの不思議な光景に出くわした。

以前の公園の野鳥シリーズでも書いたように今の公園はその数の多さで圧倒的にムクドリが牛耳っているが、こんな光景を見るのは初めてのことである。

丁度この頃、健康公園では下草を刈る作業が終わっていて、その草が刈り取られた跡にムクドリの集団が三々五々羽根を拡げたり嘴(くちばし)を上に向け大きく開けたり、首を後ろに向けたりして放心状態のように見えた。

5羽います。

3~4羽?嘴を開けて上向き。

色々な状態でリラックス日光浴。

いつも公園内を歩き回り餌を探したり時々人を見て木に止まったりしている姿しか知らないところへ、突然このようなことに出会ったので、目の前の作業を中断して調べてみるとムクドリにはこのような日光浴の習性があるらしい。その目的は以下のようなことが考えられる。

①羽毛に付いたダニなどの外部寄生虫を減らす

②日光にて羽毛を乾燥させ状態を整える

③骨に必要なビタミンDの生成促進、

④リラックス効果(放心状態)

寒い時期には身体を暖める効果もあるらしいが、写真の通り今の時期はくちばしを大きく開けむしろ体温を逃がしている。

以前雀の水浴び、砂浴びを写真に撮った際調べた目的と①は合致しており、野鳥たちは身体や羽毛を清潔に保つため日頃から工夫をこらしているらしい。

何も知らない内に野鳥の写真を撮り始めたが、お蔭で今まで知らなかった色々なことを知ることが出来ている。

これは草刈りを済ませた斜面での、いつも見かけるムクドリ組の通常の餌探し、鳩も一緒に。

◉今日の一句

 

郷土史の筆擱(お)き仰ぐ月涼し

「物語 チベットの歴史」/ブログ2000回達成と一時中断のお知らせ

石濱裕美子著「物語 チベットの歴史」中公新書刊を読み終えた。

著者は早稲田大学の教授で専攻はチベット仏教世界(チベット・モンゴル・満州)の歴史。

この本を読む以前の私のチベットに関する知識は以下のようなものだった。

・南にヒマラヤ山脈が控えるチベット高原は標高3000~4000mの広大な地域で、中国、ネパール、インド、パキスタンなどに囲まれている。

・長い歴史を持つ仏教世界、輪廻転生(りんねてんしょう)、巡礼、五体投地など。

・戦後、中国人民解放軍が進駐し、多数の難民が発生した。統治者・ダライ・ラマ14世はインドで亡命政府を組織、その後の活動で1989年ノーベル平和賞を受賞した。

・ダライ・ラマ14世が物語の縦糸になっている1997年ブラッド・ピット主演映画「セブン・イヤーズ・イン・チベット」を鑑賞したことがある。

この本は副題が「天空の仏教国の1400年」とあるように、古代には軍事国家であったチベットが、インドから仏教を受け入れ仏教界が君臨する社会になり、更に17世紀に成立したダライ・ラマ政権が、モンゴル人や満州人の帰依を受け繁栄するも、1950年の人民解放軍のラサ侵攻により独立を失い、ダライ・ラマ14世がインドに亡命している現在までの歴史が描かれる。

この歴史をたどることで、チベット仏教や文化の未来を考えて行こうとするものである。

この本に書かれている内容で、日本人になじみの少ない転生相続に関する要約は以下の通り。

・ダライ・ラマが現在まで14回の転生相続されたように、これは以下のようなチベット仏教の特徴的な制度である。

・僧侶は戒律によって妻帯を禁じられ、地位や財産を子供に相続させることは出来ない。転生相続は、不特定多数の健康で優秀な子供の中から候補者を選び幼い頃から伝統を教え込むことが出来る。理念的に先代と同一人物であるため、集団からの異論が出にくい。

・ただ最大のデメリットは先代の死後、次代が成人するまで約20年のブランク、権力の空白が生じるが、有力な弟子たちも転生していき師の幼少期を弟子の転生系譜がカバーする。

◉チベット民族の指導者であるダライ・ラマ14世は現在90歳と思われるが、この転生に於けるデメリットがチベットや民族に今後どのような影響を及ぼすのか注意して見ていきたい。

・ダライ・ラマ14世の言葉

ノーベル平和賞記念スピーチでの祈りの言葉

世界が存在する限り            

命あるものが存在する限り

私も輪廻(りんね)の中にとどまって

有情(うじょう)の苦しみを滅することができますように。

チベット仏教の今後を指し示す言葉

仏教の歴史は2500年であり、中国共産党の歴史よりはるかに長い。

◉この本を読んだお蔭で、今までのわずかな知識から一歩だけだがチベットに近付けたような気がしている。

◉今日の一句

6月23日

忘れない鉄の暴風沖縄忌

 

◉施設の庭、キキョウ(桔梗)

「物語 チベットの歴史」

★2000回達成とブログ一時中断のお知らせ

いつもブログを見て頂き有り難うございます。2019年3月に始めたこのブログ「厚狭吉亭日乗」もこの記事で漸く2000回にたどりつきました。ここまで続けて来れたのも読者の皆様のお蔭と深く感謝しています。

ちょうど今少ししておきたいことがあり、この節目にしばらくブログ投稿を中断したいと思います。

何れまた再開したいと思っていますが、しばらくの間申し訳ありませんがどうぞよろしくお願い致します。

映画「張込み」

NHKBS プレミアムシネマで放送された、松本清張の短編小説を原作にした、昭和33年(1958)の松竹映画「張り込み」を録画再生して観終わった。

監督が清張作品を数多く手がけている野村芳太郎、主演の張込みを行う若い刑事役が大木実、相棒の先輩刑事があの「七人の侍」で寡黙な侍を演じた宮口精二、殺人逃走犯を田村高廣、犯人の元恋人で今は佐賀の他家へ嫁ぎ刑事たちが張込む相手が高峰秀子というキャストである。

大木実はここでは若い正義感溢れ仕事熱心な、いわば刑事畑で将来を感じさせるような良い役柄を演じているが、時が経過してヤクザ映画が華やかな頃、よく憎たらしい悪役が様になっていた。

藤純子さんの「緋牡丹博徒」で高倉健に殺される悪役親分の大木実はなかなかのものだった。

物語は、東京で起きた2人組による殺人事件で捕まったひとりの自供から、もうひとりの犯人の経歴などがわかり、結核を患っている事情などから、必ず元恋人に会いに行くと考えた刑事2人が、東京から列車の長旅で佐賀に着き、厳しい環境のなか元恋人を張込み、遂に逮捕するまでをドキュメンタリーのように描いている。

映画の途中から原作と少し違うなと思い始め、映画の内容に深みを与える為、色々な工夫脚色されているとわかって来た。

・小説では2人の刑事のうち小郡駅で(今は新山口駅と改名され私の故郷の近く)1人が降り犯人の故郷佐賀(原作はS市になっている)へは若い方の刑事がひとり行き、苦労の末犯人を検挙する。

・小説ではほとんど書かれていないが映画では刑事の私生活がかなりの比重で描かれる。

この「張込み」の狙いは刑事が長時間の張込みのなかで元恋人の現在の生活に触れ、感情移入していくことにあると個人的に思っているが、刑事自身の私生活が説明され、それが感情移入した内容と繋がることでより物語の狙いが生きて来たような気がしている。

また厳しい環境下24時間張込みをひとりでするのは無理のような気がし、2人で張込む方が説得力がある。

こういう脚色が出来る脚本家は多分あの人だろうと思い録画の字幕をもう一度見直すとやはり橋本忍と出た。黑澤明監督の映画や、日本の大作映画の字幕で脚本担当として見かける人物である。

記憶に残る映画のひとつになった。

◉今日の一句

 

梅雨じめり砂糖解してティータイム

 

◉施設の庭、アマクリナム(アマリリスとハマユウの交雑種?)写真を撮るのが少し遅れてしまった。

 

 

 

健康公園周辺の野鳥シリーズ㉗

5月15日のこのブログ「健康公園の野鳥シリーズ㉕」及び「5月25日の同シリーズ㉖メジロと桜の実」以降撮影出来た写真を載せる。

この時期は木々には若葉が繁り下草も勢いがよく、いわゆる木の葉隠れ状態になり、例えば鳴き声を聴いて探しているとその内に逃げられたりすることが再三あり、野鳥を観察したり写真に撮ることが時期的に難しいと実感する。

また明らかに巣立ち後の幼鳥と思える状態を見る機会が多い。幼鳥は概ね身体の色が淡く動作も少し緩慢な気がし、時々親鳥から餌を貰う様子も垣間見える。

①ムクドリ(椋鳥)全長24cm留鳥・漂鳥

今の時期公園を牛耳っているのはムクドリで、群れや2~3羽の家族風、単独行動など色々な形態で数を成し体長からも他の野鳥を圧倒している。

デユルル グルルといった濁った鳴き声で、あまり可愛さも感じられず歩いていてもうるさい。

大きな群れを成している。

一斉に飛び立ち。

これは幼鳥。

②ウグイス(鶯)全長14~16cm留鳥・漂鳥

住んでいる地域では、この時期ウグイスの鳴き声を聴くことが多いが、元々藪の中に潜むことが多く、期待しつつも昨年来全く出会えていなかった。

この写真は、今回たまたま他所から飛んで来て枝に止まった野鳥の動きが目が留まり、遠くから慌てて撮って少しボケてしまったが、その後の鳴き声と画像検索でウグイスとわかったもので、とにかく念願の初めての出会いでとても嬉しい。

今回ウグイスを加え、これで健康公園周辺で出会った野鳥は通算22種となった。

③エナガ(柄長)全長14cm留鳥・漂鳥

この約1ヵ月で2度、健康公園を歩いていてエナガの群れに出会った。しかしエナガを撮影するのは本当に難しい。ひとときもじっとせず動き回ってあっという間に去ってしまう、これは逆光のなか何とか不充分ながら撮影出来た2枚。

名前の通り尾羽が長く、くちばしが短いこともあり健康公園で見かける野鳥の中でいちばん愛らしく犬の狆に似た顔つき。

④シジュウカラ(四十雀)全長15cm留鳥

4月頃高鳴きと云えばシジュウカラだったが、現在は少し出番が減っている。子育て?

庭の桜の枯れ枝に休んでいる状態をベランダから撮ったもの。

⑤ヤマガラ(山雀)全長14cm留鳥・漂鳥

何か咥えているのだが。

以下の2枚は明らかに幼鳥で、多分ヤマガラではないかと思われる。巣立ちはしたが動作は緩慢で、この状態で独力で生き抜くのは難しく見える。ここに親鳥の給餌(きゅうじ)活動が必要になるのだろう。

⑥スズメ(雀)全長15cm留鳥

健康公園のサッカー場、雨が降った翌日の水溜りで水浴び中。雀には以前撮影出来た砂浴びと同じく、羽根を清潔に保つための水浴びの習性がある。

スズメにも肥満体があるらしい。

ファミリーだろうか。

⑦イソヒヨドリ(磯鵯)全長25cm留鳥

以下の4枚は、施設の中庭で撮った同一個体メスの写真、駐車場を通る際中庭から鳴き声がするので時折チェックしていたが、ついにその姿を撮ることが出来た。背面の私を認識し、この後庭の茂みに消えた。未だ幼い感じもあり、中庭に巣が有るような気がする。

それはともかく、この4枚の写真からイソヒヨドリは身体はそのままで首が360度(実際は左右180度ずつ?)回り、全方位見ることが出来るらしい。

これは中庭の上方、3階の庇部に居るのをガラス越しに撮ったもの、この個体も幼い感じがあり4枚と同一個体かファミリー?

公園のオス成鳥

⑧コゲラ(小啄木鳥)全長15cm留鳥

公園傍の民家の近くに進出中。ジージーと鳴くのでわかりやすいが、近頃若葉の影響でいちばん見つけ難くなった種である。鳴き声は完全に聞き分けられるのだが。

⑨ハクセキレイ(白鶺鴒)全長21cm留鳥

これは3階のベランダから1階真下の庭に居る姿を真上から撮った写真

ハクセキレイはいつも地上を走っているように見えるがこのように木の先端部高い位置で虫を咥えている姿は珍しい。

幼鳥が駐車場の車の上で鳴いていた。

⑩メジロ(目白)全長12cm留鳥・漂鳥

以下の3枚は時系列通りに並べたもので、桜の実を目の前にして、どの様にしたら食べることが出来るか思案しているように見える。

目の周りの白が遠くからでも自己主張出来ている。

これは後ろ向きながら、ヤマボウシ(山法師)の花の蜜を食べに来ていると思われる初めての写真。

⑪トビ(鳶)全長59~69cm留鳥

何れもベランダから撮ったもの。最近天気次第で頻繁に旋回する姿を見かける。

⑫ヒヨドリ(鵯)全長28cm留鳥・漂鳥

⑬カワラヒワ(河原鶸)全長15cm留鳥・漂鳥

最近なかなか出会えないが、高鳴きをしている姿を遠くからようやく1枚だけ撮れた。

◉今日の一句

 

父の日や娘(こ)の抱え来る小さき幸

 

葉隠れの目白は我を品定め