2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧

石材屋さんの廃業に思うことと、やること

我が家の墓地墓石の隣は空きスペースになっているのだが、周辺の雑草を抜くと、土地が少し下がり墓石との間に隙間が生じているのが分かってきた。この為以前から何回か仕事をお願いしていた石材店に連絡を取ると繋がらない。色々調べてみると廃業されたとの…

ふるさと厚狭の石炭②

〈8月26日ふるさと厚狭の石炭①の続き〉明治2年4月長州藩石炭局は吉田宰判(よしださいばん、長州藩内西部の行政区画)内の石炭確保に乗りだした。厚狭・郡村荒草(こおりむらあらそう)由田ヶ浴石炭山、同百合野石炭山、及び山川村下村石炭山の3ヶ所が対象…

「秋茄子」へのトライ

キュウリ、茄子の栽培を去年から始めて、去年はキュウリの方が出来が良く、今年は全般に茄子の方が出来が良いように感じている。 ・茄子の収穫量 昨年142本、今年(現在まで)172本今年は植え付ける時から秋茄子の収穫にトライしようと思っていたのだが…

奈良でのゴルフと周辺のあれこれ

昨日は近所の同世代4人で奈良の大和郡山市街を見下ろす高台にあるゴルフ場へ親睦ゴルフ行。 この辺りは「本能寺の変」後に明智光秀と羽柴秀吉が戦った山崎の合戦の折りに、「洞が峠」で日和見をしたとして歴史に不名誉な名を残した筒井順慶の地盤で、筒井の…

「武士たちの作法」会津と長州

作家中村彰彦氏の「武士たちの作法・戦国から幕末へ」光文社刊を読み終えた。 著者の「あとがき」を読むとが歴史小説を書くために集めた史料をもとにした歴史エッセイ・史論集との事である。 中村氏は会津藩祖・保科正之を題材にした作品を多く手掛けられ、…

ふるさと厚狭の石炭①

山口県は地下資源である石炭に恵まれた地域で大嶺炭田や宇部小野田炭田など主に県の西部を中心に炭鉱が開発され明治以後の産業発展に大きく貢献してきた。私は厚狭の山川地区にある厚狭中学校に通ったのだが、その通学路は所々陥没した蓮沼になっており雨が…

厚狭毛利家⑯五代目元連(もとつら)の失脚

長州藩では幕末、実質100万石と言われたその経済的基盤もあって雄藩としての飛躍に至るのだが、藩政の初期は関ヶ原敗戦の後始末や、貨幣経済の発達に米穀基本の体制が追い付かないこと等で常に財政は窮迫状態にあった。この窮迫状態から抜け出すために諸…

朝日歌壇の小3の歌

購読している朝日新聞は日曜日毎に読者から投稿された短歌を選者が選んで掲載される「朝日歌壇」のページがある。 4人の選者が10首ずつ選んで大概40首が載せられるが、時おり共選作も出て40首に欠ける場合もある。私は俳句も短歌もやらないので、その…

渋野日向子選手⑦全英オープン予選落ち

昨日はいつものメンバーとホームコースへ真夏の高齢者我慢耐久ゴルフへ出掛けたのだが、同伴者の話では既に全英女子オープンの予選ラウンドが終わり、前年度優勝者のスマイルシンデレラ渋野日向子選手は予選落ちしたと伝えてくれた。彼らの渋野選手への見方…

多部未華子さん主演の映画「怪しい彼女」

女優多部未華子さんは映画「深夜食堂」やTVドラマの「ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語~」「これは経費で落ちません」などに出演されその明るく可愛いキャラクターや、演技力に惹かれて私は隠れファンになっている。この多部未華子さんの名前に引かれてNHKBSで…

タイの反政府集会報道に思う

7月以降断続的に続いているタイの反政府集会で最近、王室の改革を求める声が出ているとの報道に接している。 現役時代タイに駐在していた時に見聞きしたことや、その延長でタイの政治・経済に興味を持ち続けている立場からすると 「とうとうそこまで来たか…

大阪中之島で織田信長を学び直し⑥長篠の合戦

昨日は中之島の朝日新聞社フェスティバルタワーでの笠谷和比古教授の講座「織田信長の政権と本能寺の変」の6回目を受講した、今回のテーマは「長篠の合戦」 云うまでもなくこの戦いは、織田・徳川連合軍が武田信玄の後継者、武田勝頼に大量の鉄砲を使用して…

ふるさと厚狭の教育事始め④厚狭中学校

8月15日のこの日記に厚狭(あさ)小学校の事を書いたので、やはり続いて厚狭中学校の事を書いておかなければならない。私は昭和40年(1965)の厚狭中学校卒業生で手元にある卒業アルバムを見ると同年は10組、442人の大人数だった。 アルバムから転…

「明智光秀の生涯」

織田・豊臣時代に関する著作を中心に活動されている諏訪勝則著「明智光秀の生涯」吉川弘文館・歴史文化ライブラリーを読み終えた。 NHK大河ドラマの影響で最近この明智光秀が色々なところで取り上げられているが、私個人としては例年発生する大河ドラマブー…

酷暑下の高齢者ゴルフ会

昨日はホームコースで70歳以上が集まる「泉寿会」の定例会ゴルフ。 朝一番のゴルフ場景色、車で来場した直後、ゴルフ場を見渡すと暑さに負けずやる気がいつも溢れてくるのだが。 大阪の最高気温は予報通り38℃で参加者は何時もの半数以下の24名、さすが…

塩野七生さん「本を読んでいた政治家」

1937年生まれでローマ在住の作家・塩野七生(しおのななみ)さんは、「海の都の物語」「ローマ人の物語」「ギリシア人の物語」等で私を西ヨーローパ世界へと興味を向けさせて貰った恩人とも云える人だが、月刊雑誌・文藝春秋に「日本人へ」と名付けたコラ…

ふるさと厚狭の教育事始め③厚狭小学校

私は山口県旧山陽町(現山陽小野田市)立厚狭(あさ)小学校の昭和37年(1962)の卒業生である。当時の小学校は厚狭殿町(とのまち・厚狭毛利家の居館がこの地にあり付近をこう呼んだ)にあり生家のあった鴨庄(かものしょう・京都賀茂神社の荘園であったことか…

卓球・石川佳純選手

NHKTVに「プロフェッショナル仕事の流儀」と言う、一流のプロに密着取材しその仕事振りを掘り下げていくドキュメンタリー番組がある。 8月10日は「石川佳純スペシャル」として卓球女子で東京オリンピック個人種目の代表を勝ち取った石川選手を取り上げて…

今年最後のキュウリの収穫を終えて

今年最後のキュウリを4本収穫した。3株植えて収穫量は累計170本であり、一株当たり56本となった。目標は200本にしていたので残念だが、また来年に頑張ろう。我が家だけではとても食べきれず近所や知人にお裾分けで結構喜ばれた気がする。 目標が未…

ベイルートの爆発事故とレバノン

レバノンの首都ベイルートの港湾地区で、爆発物原料と見られる多量の物質の爆発事故が発生し、多くの犠牲者が出ていることが連日報道されている。政治の対応遅れに反政府デモも発生しているようで、何より早期の負傷者、被害者の救済が必要だが、その報道の…

岡山みやげ柚餅子(ゆべし)のことなど

我が家に下宿中の2番目の孫が岡山に帰省する為、孫の引き取りと早い墓参りを兼ねて娘がやって来た。 先ず仏前にお供えとお参り。この機会に近所に下宿中の1番上の孫も来て久しぶりの賑やかな夕食で、孫の食欲にまたまた圧倒されてしまった。たまたま(また…

ふるさと厚狭の教育事始め②寺子屋その他

藩政時代に庶民に教育を施したのは寺子屋である。1教室1教師、生徒は普通2~30名程度、その能力や年齢もまちまちで、複々式能力別の教育になっていた。 生徒の内約4分の1が女子といわれる。史料を見ると厚狭(旧山陽町内)には27を数える寺子屋があり…

ふるさと厚狭の教育事始め①/炎天下の辛抱ゴルフ

よく知られているように藩政時代の教育は武士階級を中心にして実行された。 多くの藩で藩校が設立され藩士の子弟が教育を受けたが、長州萩藩でも藩校明倫館がその役目を負った。これにならい長州藩内では、一門や大身の藩士の中にも学館を設ける動きがあり一…

「旅人よ どの街で死ぬか」

作家の伊集院静さんは、作詞家、CM作家でもあり、ギャンブルの道でも阿佐田哲也さんと深い親交がありこの事を「いねむり先生」と言う小説に書いている。女優の夏目雅子さんと結婚して病気で亡くし、その後時間をおいて同じ女優の篠ひろ子さんと結婚している…

一杯のコーヒーから

何時もの「歩き」の目的地になっているコメダ珈琲店で読んだ「週刊新潮」には作家五木寛之さんが「生き抜くヒント」の名でエッセイを連載されており最新号は「一杯のコーヒーから」と題して以下のようなことが綴られている。「いったい、いつ頃からコーヒー…

孫の運転免許取得と雑感

我が家に下宿中の孫が、運転免許証を手に入れたと言いに来た。 教習所が、コロナ騒ぎの緊急事態宣言で一旦閉鎖になったあおりで予定よりも大分遅れたが、何とか大学2回生のあいだに終えることが出来て一安心。私の世代であれば、あの車がカッコいいとか、あ…

アラビアのロレンス

NHKBS TVで映画「アラビアのロレンス」を録画して観た。 この映画を観るのは劇場とTVで併せると4~5回になるかもしれない。 観る度に砂漠の映像が美しさと、厳しさの両面から迫ってくる3時間45分の超大作である。兎に角スタッフや出演者に、すごいメン…

左衛門尉(さえもんのじょう)あれこれ

中学校の同級生からの頼まれ事で、家に伝わる系図の写しの内、遠い先祖について書かれてある来歴を読んで欲しいとの事であった。読んでみると、このご先祖は歴代中国地方の大々名・大内家の家臣とのことで、重臣陶晴賢が、主君大内義隆に謀反を起こして殺害…

JAモニター活動が機関誌に掲載された

私は山口県の農家生まれなので「農協」と聞くと、毎年の米の供出(戦後も統制時代の名残で米を売ることをこの様に呼んでいた)や農業用資材の購入などあらゆる事でお世話になり、この響きがとても懐かしい。農協は「家の光」という農家向けの雑誌も出しており…

500日・500話にたどり着いた

この日記ブログを2019年3月22日から書き始めて、とうとう所期の目標500日、500話に今日到達した。 読んで頂いている皆様の励ましで何とか途切れず継続出来たことに心から感謝します。「はてなブログ」のことがインターネット上で簡単に始められ…