孫の運転免許取得と雑感

我が家に下宿中の孫が、運転免許証を手に入れたと言いに来た。
教習所が、コロナ騒ぎの緊急事態宣言で一旦閉鎖になったあおりで予定よりも大分遅れたが、何とか大学2回生のあいだに終えることが出来て一安心。

私の世代であれば、あの車がカッコいいとか、あの車に乗ってみたいとかに直結したものだが、どうも話を聞くと友達も含めて車に執着する様子が無いようで、あくまでも就職準備活動の一環のように見え、自動車業界にとって若い人の車離れは深刻な事に違いない。

一方で自動車は日本の基幹産業であり、大変革の真っ只中にある。
CASEと呼ばれる4つの波が既に実現に向けて着実にスピードを上げている。
C:connected 通信機能との接続
A:autonomous 自動運転
S:shard & service 共有サービス
E:electric 電動化

私の今乗っている車も、S以外は以前乗っていたものに比べると各々格段に進歩しており、最終目標に向けて驚くほど速いスピードで技術革新が進んでいることを実感している。

一方孫たちの世代ではS、シェア共有化はどうも当たり前の意識のようでこちらもどんどん需要側、ユーザー側からの進化が想定される。

日本の自動車産業は今後も、更に大きく変わらざるを得ないと思われるが、家電産業などの轍を踏む事無く、世界のリーダーであり続けて欲しい。

またすぐそこまで来ている自動運転や、私がひそかに待っている近い将来の「空飛ぶ車」の時代に、運転免許証はどうなっていくのだろうか?
「免許証の返納が必要な人間が、余計な事を考えるな!」と言われそうな気もするが。

歩きの途中、近所で栽培されている華やかな花
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