卓球・石川佳純選手

NHKTVに「プロフェッショナル仕事の流儀」と言う、一流のプロに密着取材しその仕事振りを掘り下げていくドキュメンタリー番組がある。
8月10日は「石川佳純スペシャル」として卓球女子で東京オリンピック個人種目の代表を勝ち取った石川選手を取り上げていた。
8月10日の放送を録画して昨日観たのだが、今更ながらもっと早く観れば良かったと後悔してしまった。

石川選手は私と同郷の山口県生まれ、私も高校で全くものにならなかった卓球の部活動をやっていたこと、「全農」の所属で米のCMに登場して農家の生まれの私には親近感があるなどで、以前から隠れ石川佳純ファンだった。

今の日本女子卓球は20歳前後の、伊藤美誠平野美宇、27歳の石川佳純各選手が三つ巴で引っ張っている状況だが、東京オリンピック個人戦枠は2名で、そのポイント争いでは伊藤選手が早くから当確、残り1枠を平野選手と争う2019年7月からの生々しい石川選手の約一年間の姿が写し出される。

・7月時点でのポイント獲得数は3番手、以降 悩み、苦しみ、試行錯誤、試合でも繰り返し敗けるシーンが写し出された。

ヨーロッパ遠征の初戦でストレート負け、熱を出して寝込み、
格下に敗けて人前で自然に涙が出てしまう姿、
「みんなうるさい、点数点数と!」イラつく姿、

・ここから「崖っぷちの女王」の異名通り、攻めの気持ちを取り戻す。
「まだチャンスがあるありがたい、攻めきるしかない」
「勇気を出した方が勝ち」
「自分を励ます方に気持ちを変える」等々の言葉

・2019年12月カナダノースアメリカンオープン、優勝すれば逆転でオリンピックの個人戦出場権が手に入る。
その決勝戦平野美宇選手と直接対決し、攻めの姿勢で勝ちきった。
「自分に勝った」と言って涙した。
「すごくつらかった卓球をやめたいと思った一年だった」と話す。

・20203月オリンピックの一年延期が決定して
「もう怖いものは何もない」

最後に石川選手の化粧するシーンまで出てきたがこんなに美人の選手だったかと改めてビックリした。
オリンピックの開催はどうであれ、更なる活躍を同郷の一人としてずっと応援している。

畑の横で自生して、暑さに負けず咲いている日日草
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