2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

1000回達成と一時中断のお知らせ

先にアップした「頑張れ美祢線」の記事でようやくこのブログも1000回に到達しました。 いつも見ていただいている同級生の皆さん、厚狭の皆さん、知人の皆さん、はてなブログを書かれている皆さん、本当にありがとうございます。2019年3月に「初心者…

頑張れ!美祢(みね)線

コロナ禍で旅客を運ぶ航空、鉄道各社が苦境に有る。 日経新聞の記事ではJR西日本も例外でなく、常態化していた地方の赤字路線を近畿圏の在来線や新幹線で支える構図が崩れ、バス路線への転換など見直しが必至の状況にある。1km当たりの1日平均利用者数が2…

厚狭毛利家代官所日記㉘文久2年⑩石炭採掘のトラブル

ふるさと厚狭を含む山口県の西部一帯は炭鉱が多くあった地域で、藩政時代からの石炭と厚狭との関わりについては、このブログに2020年8月26日、8月30日、9月3日の3回、「ふるさと厚狭の石炭」と題して書いてきた。石炭など鉱業の開発には公害騒…

「英雄を歩く」

安部龍太郎著「英雄を歩く」日本実業出版社刊 を読み終えた。 安部龍太郎さんは現在日経新聞に阿倍仲麻呂(あべのなかまろ)や吉備真備(きびのまきび)たち遣唐使の物語「ふりさけみれば」を連載中で、阿倍仲麻呂がついに帰国がかなわず異国に骨を埋めることに…

タイ国の話題二題

現役時代仕事で関わりがあった国は今でも懐かしくて想い出すことも多く、国際ニュースでもついつい聞き耳を立ててしまう。 特にタイ国は6年近く駐在したこともあり最も関心のある国だが、最近は政治絡みであまり良くない話題も多いなか、ここ数日で2件私の…

山口県の歌あれこれ

①実家の兄と電話で話をしていたところ、最近山口県のローカルTV局で放送されている山口県の歌「みんなのふるさと」を一度YouTubeで聴くようにと紹介された。何でも作曲者が兄の知り合いで同郷の旧厚狭郡山陽町(現山陽小野田市)出身の田村洋さんとのことで、…

厚狭毛利家代官所日記㉗文久2年⑨激動の前触れ

隣国の眠れる獅子・「清」国が英国に完敗したアヘン戦争(1840~42)は我が国の海防意識を一挙に高めたが、3面を海に囲まれた長州藩でも例外ではなく大調練(軍事演習)を行う等海防体制に注力していく。厚狭毛利家は要衝・下関に給領地が近いため、早く…

「乳のごとき故郷」

今年1月30日このブログに『映画「蝉しぐれ」と作家・藤沢周平』と題して藤沢周平さんのことを書かせてもらったが後日近所の図書館にいくと、たまたま同じ藤沢さんのエッセイ集「乳のごとき故郷」と出会い借りだして読み終えた。 以前にも触れたが藤沢さん…

小平奈緒選手お疲れさまでした。

昨日の五輪女子スピードスケート1000mは日本中が注目していたに違いない。 私も夕食の時間を少し遅らせてTVにかじりついた。先ず高木美帆選手の金メダルに「おめでとう」と「大あっぱれ」。 団体追い抜き競技で金メダル目前のアクシデントがあり、見てい…

「北上夜曲」

戦前に岩手県出身の若い学生二人が作詞作曲し、戦後マヒナスターズ、小林旭、倍賞千恵子、ダークダックスなど色々な人が唄ってヒットした懐かしい歌が北の初恋を歌った「北上夜曲」で、ゆったり落ち着いた調べが記憶に残っている。 ♪︎♪︎ 匂い優(やさ)しい 白…

今週の歌壇、俳壇

◎今朝歩いていると大粒の雪が舞ってきてあわてて早く切り上げた。冬将軍の最後のあがきであればいいのだが。毎週1度日経新聞に掲載される、読者が投稿する中から選ばれた短歌の歌壇、俳句の俳壇は楽しみに必ず見るようにしている。 自分自身は短歌も俳句も…

厚狭毛利家代官所日記㉖文久2年⑧無宿人の悲哀

江戸時代の戸籍は、キリシタン禁制目的も兼ねて寺毎に檀家、壇徒(門徒)の名簿を作り宗門人別改帳(しゅうもんにんべつあらためちょう)と呼ばれるものが用いられた。通常出生から死亡までこの人別改帳に載ることになるが、 飢饉(ききん)や親からの勘当等で故郷…

「輝き続ける中島みゆき」

いつもの通り番組表をTV画面に写しながら録画したい番組がないか探していると民放BSで「輝き続ける中島みゆき」というタイトルが目にとまり録画して観ることになった。自分が思っていることとピッタリ来るようなタイトルで、中島みゆきファンとも云える以下…

日常(日乗)・今年のバレンタインなど

神戸市垂水(たるみ)に用事がありこちらは夫婦2人で電車で西へ、娘は車で倉敷から東へ来て合流した。 用事を済ませ娘の車で大阪まで帰って来た。帰途、須磨浦(すまうら)の辺りを通る事になるが、標識で須磨を見た途端に母親が好きだった唱歌「青葉の笛」が耳…

「天正伊賀の乱(てんしょういがのらん)」

「天正伊賀の乱」とは織田信長の天下布武が見え始めた天正期(1573~1592)に織田勢力が伊賀国(いがのくに・三重県)を攻めた戦乱である。 伊賀は山あいの小国で戦国大名の支配外にあり地侍集団が治めるいわば自治の国であった。この地侍集団がいわゆる…

映画「おとうと」

NHKBSプレミアムで放送された山田洋次監督の映画「おとうと」を長い間録画したままにしていたがようやく観ることが出来た。女手一つで一人娘を結婚するまで育て上げたのが吉永小百合さん演じる小さな薬局を営む姉、一人娘が蒼井優さん、酒で失敗を重ねる出来…

太融寺(たいゆうじ)・淀殿(よどどの)の墓

北川 央(きたがわひろし)著 「大阪城ー秀吉から現代まで50の悲話」新潮新書 を読み終えた。 著者は大阪城天守閣の学芸員を長く勤め現在は館長とのこと。 題名にある通り秀吉時代から現代まで大阪城に関連するエピソードや事件などの裏話の小編を50話まと…

ふるさと厚狭・鴨庄(かものしょう)②

2月5日の続き私のふるさと・厚狭鴨庄について下鴨神社資料館館長の方からご教示頂いた内容の整理要約は以下の通り。・古代厚狭郡の地名の通り先ず厚狭があり「あずさ」「あづさ」と呼ばれていたが徐々に通称であった「あさ」に転化する。一帯は公田であり…

「いきたくないのに出かけていく」・叫ぶ人

角田光代(かくたみつよ)著「いきたくないのに出かけていく」スイッチ・パブリッシング社刊を読み終えた。 今まで角田さんの著作は全く読んだことはないが、映画にもなった「八日目の蝉」の原作者としては知っており、以前NHKTVの山番組で見かけてなかなか面…

英雄たちの選択「信長最大の敵・大坂本願寺」

戦国時代が終わりを迎えようとしている時期、天下統一を目前にした織田信長と大坂石山に本拠を構えた一向宗(現在の浄土真宗)の本山・本願寺第11代門主(もんしゅ)・顕如(けんにょ)との戦いは今まで色々な歴史家や小説家がそれぞれの切り口で分析調査し発表…

「鎌倉殿の十三人」余話として・佐(すけ)殿

NHKの大河ドラマ「鎌倉殿の十三人」では伊豆国(いずのくに・静岡県)に流された源頼朝のことを、北条氏一族や、関東の武士達がしきりに「佐殿(すけどの)」「佐殿」と呼び立てる。これは頼朝が流人(るにん)になる前に朝廷の官職・右兵衛権佐(うひょうえごんの…

ふるさと厚狭・鴨庄(かものしょう)①

私は山口県厚狭郡山陽町(現在山陽小野田市)厚狭鴨庄に生まれた。現在は住宅が結構建って来ているが子供の頃は稲作中心の典型的な田園地帯であった。 厚狭の象徴・物見山から北西方向に現在の鴨庄一帯を見る 鴨庄は言い伝えでは京都の賀茂(鴨)神社の荘園(しょ…

岡本綾子さんのゴルフ本

仕事に関する実用書を除いて、本はもっぱら自分の好きな非実用的な分野のものを読んで「無用の用」を実践してきたが、ゴルフに関するものは例外で、色々な人のゴルフエッセイや練習方法論等を読んできた。中でも岡本綾子さんの関連本は10冊位は読んだ気が…

厚狭毛利家代官所日記㉕ 文久2年⑦開作の犠牲者

厚狭毛利家家臣・長尾増平の事が代官所日記に表れるのは文久2年(1862)3月28日の記録からで、その部分を現代文に直す。 (家臣の石高等を記す分限帳(ぶげんちょう)を調べると長尾家は変遷はあるが中士身分のようである)『長尾増平を召し捕る為に検使役…

蔵書の始末③リサイクルへ

昨日は古本屋さんに引き取ってもらった本の残りをリサイクル業者さんに依頼して引き取ってもらった。 永年にわたって買い続けたものでそれぞれに愛着があり整理する度に読み直しに時間がかかったりしたが、この際と思い切る事にしたものの本好きにとっては多…

天智(てんち)と持統(じとう)

遠山美都男 著「天智と持統」講談社現代新書を読み終えた。 最近の古代史ではこの本の主人公とも云うべき、女性であった持統天皇の功績を大きく評価する動きが一層出ておりTVの歴史番組でも時折名前が出てくる。この本の題名のもう一方、天智天皇は若き日の…