2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

明治のふるさと厚狭①厚狭駅の開業と日本海海戦

昭和懐メロの定番のひとつに「ああ上野駅」という井沢八郎さんが唄った歌があり「♪上野はおいらのこころの駅だ♪」と唄われるが、私にとってのこころの駅は山陽本線厚狭駅になるだろう、帰省の度にここに降り立つ。 現在の厚狭駅 明治時代になると新橋~横浜…

椎名誠「世界の家族 家族の世界」

椎名誠さんは私より5年先輩の、旅する作家、映画監督、写真家である。 また酒好き、ビール好きの方がより知られているかもしれない。 椎名さんが世界中を旅して出したエッセイや写真集は数知れずだが、これもその一つで、世界のいろいろな家族に出会いその…

大和川河川事務所からの回答/妖怪アマビエ

☆7月9日のこの日記に「川にはびこる雑木から見る治水の現状」と題して身近な洪水対策の事を書いたが、そのなかで住んでいる近くの大和川に雑木がはびこり、洪水の起点になりかねないことを、国土交通省大和川河川事務所にメールで伝えた事に触れた。その大…

厚狭中同期打球会の会合

昨日は大阪に住む故郷、山口県山陽町立厚狭中学校の同級生でゴルフをたしなむ3名「厚狭中同期打球会」の久しぶりの会合で夕方から大阪天王寺の和食店「がんこ」へ。最近全くゴルフ会も出来ておらず、コロナの関係もあり躊躇するところもあったが、以前から…

ふるさと・厚狭の特産「赤間硯」の歴史

私の子供時代、多分昭和30年代頃だと思われるが、山陽本線と美祢線の駅である、国鉄厚狭駅の切符売場の近くに厚狭特産品コーナーとしてガラスのショーケースが置かれ、その中に紫色の「赤間硯」(あかますずり)が名札と共に陳列されていた記憶がある。 ☆ち…

雨の一日の嬉しいこと

一日中雨だった昨日の出来事二題 ◎すり減ったゴルフクラブ・ウエッジの代替品を7月6日にミズノに注文したことをこの日記に書いたが、そのウエッジがようやく手元に届いた。 雨が降りしきる中、配達する「クロネコヤマト」の人へありがとうございます! こ…

子母澤寛「幕末奇談」

1967年に亡くなられた作家・子母澤寛氏は幕末に材を採った作品を多数手掛けられ、勝海舟親子を描いた「親子鷹」「勝海舟」「おとこ鷹」や新撰組の事績を丹念に収集した「新撰組始末記」「新撰組遺聞」「新撰組物語」はベストセラーになった。特に新撰組…

雑誌クロワッサン「いま家から伝えたいこと」

サンマルクカフェで読んだ雑誌「クロワッサン」の最新号に「いま家から伝えたいこと」と題してコロナウイルスで家にこもる日々の中から各界14人からのメッセージが載っている。この中から書き留めた、私の好きな3篇。 ①柴田理恵さん タレント 「疫病の流…

石丸謙二郎の「山カフェ」

今日は本来ホームコースで70歳以上が集まる泉寿会だが、昨日の天気予報が雨を告げていたのでキャンセル済み、然し朝起きてみると曇りで少しの悔しさを交えてこれを書いている。半年前の土曜の朝、たまたま車に乗っていてラジオから流れて来たのがNHKラジオ…

新井紀子教授の「メディア私評」

色々書きたいことが重なり、つい遅れてこの日記に書くことになってしまったが、先週土曜日の朝日新聞に、切り抜いて残して置いた、気になる記事があった。国立情報学研究所の新井紀子教授が朝日新聞に定期的に寄稿している、各種メディアに対する評論「メデ…

「思えば遠く(へ)来たもんだ」

今、小説家宮本輝さんのエッセイ集「いのちの姿」集英社刊を近くの図書館から借り出して読んでいる。 私は宮本輝さんが1977年「泥の河」で太宰治賞、1978年「蛍川」で芥川賞を受賞されて以来の愛読者なので、かれこれ40年以上読ませて貰っているこ…

「夏は来ぬ」

今朝は、昨日に続き梅雨明け近いことを感じさせる天気で、出会った色々の事から、否応なく暑い夏を想う事になった。この季節、小学校で習った唱歌「夏は来ぬ」がいつも頭に浮かんでくる。 ♪♪♪卯の花の 匂う垣根に ほととぎす 早も来鳴きて 忍音(しのびね)も…

ゴルフ場ヘの道沿い「白鳥古墳」

◎昨日は何時もの70歳台メンバー4人、ホームコースでコロナウイルス対応ゴルフ。 行く途中に雨になり、これはまずいと思いつつゴルフ場に着くと運良く雨が上がり、梅雨の合間の幸せゴルフとなった。然し毎日続く雨で想像以上にコースは水を含んでおり難し…

ドイツ・メルケル首相のリーダーシップ

ドイツとEUのリーダーであるメルケル首相に対する今までの私の知識と印象は、 ・東ドイツ生まれで。ドイツで初めての女性首相 ・物理学者 ・環境問題に積極的 ・筋金入り均衡緊縮財政論者でEU内財政赤字国に厳しい要求 ・難民を人道的立場から率先して受け入…

孫とユニクロへ/夏野菜の状況

昨日午後、梅雨の晴れ間を利用して我が家に下宿中の二番目の孫とユニクロへ夏の衣料品を買いに出掛けて来た。何時もながら機能性衣料の品揃えには感心してしまう。 この衣料用繊維の殆んどを、東レが手掛けているのを知る人は少ないが、裏方が支えてこその、…

大阪中之島で織田信長を学び直し⑤/堂島すずめ

◎昨日は中之島の朝日新聞社屋での笠谷和比古教授の講座「織田信長の政権と本能寺の変」の5回目を受講。テーマは「織田信長と一向一揆」中之島ガーデンブリッジから堂島川の西方向を見る 織田信長の全生涯に於ける戦いのその半分は一向一揆との戦いに明け暮…

刺客・荊軻(けいか)「易水(えきすい)の歌」

近くの図書館で借りてきた新漢詩紀行・山河悠久篇に、刺客・荊軻の詠んだ、私の一番好きな漢詩「易水の歌」が載っている。紀元前1世紀前後、歴史家・司馬遷が書いた中国の歴史書「史記」は普通の歴史書がそうであるように、編年体と呼ばれる年代順に出来事…

ヘッドースマッシュトーイン・バファロー・ジャンプ

何時もサンマルクカフェで読む週刊ダイヤモンドには毎号最後のページに「世界遺産を撮る」という写真付きの記事があり、楽しみの一つになっている。今回の記事は「ヘッドースマッシュトーイン・バファロー・ジャンプ」で、カナダ北西部国立公園内にある世界文…

梅雨の止み間の健康活動

昨日は予想外の雨の降らない1日になりお蔭で久しぶりに存分に身体を動かす活動が2つも消化できた。 特に農作業の方は今朝起きてみるともう雨が降りだしておりゴルフを終わってしんどいところ無理をして済ませておいて本当に良かったと思えている。①70歳…

入学試験などへの気温の影響

昨日は朝から雨で「歩き」を止めて車でサンマルクカフェへ、 其処で手に取った「週刊東洋経済・7月11日号」で大変興味深い記事に出会った。「東洋経済」には毎号執筆者が異なる「経済学者が読み解く現代社会のリアル」というコラムがあり、今回は米ウイス…

ゴルフ・パットのあれこれ

現役時代ゴルフに出会い、身体を動かす方の趣味はゴルフで決まり、今毎日のストレッチとウオーキングを頑張って続けているのも、自問自答すれば全てゴルフに行き着くかもしれない。ゴルフをする人にとっては不要な事だが、念の為説明しておくとゴルフでミド…

「安芸毛利一族」

「安芸毛利一族」河合正治著 吉川弘文館刊を読み終えた。 私は山口県厚狭の生まれなので藩政時代は毛利氏の治世下であり、更に厚狭地域は厚狭毛利家と言われる毛利元就八男元康を家祖とする毛利一門家の知行地であったことから、今まで自分の郷里に対する興…

川にはびこる雑木から見る治水の現状

昨日は未明から雷、強い風、強い雨の音で2~3度目が覚めてしまった。 九州熊本で大きな被害も出て、被害は他の地域にも拡大していくニュースが流れており心穏やかでは居られない。幸い住んでいる周辺ではありがたい事に警報には至っていない。近くを流れる…

クリミア半島についてのあれこれ

これを書くに当たってGoogleの地図でクリミア半島を再確認したが、見れば見るほど、素人目でもこの地が戦略上重要である事がわかってくる。 ・ロシアの首都モスクワや大都市ボルゴグラードに近い。 ・黒海を押さえ、ボスポラス海峡、ダーダネルス海峡、を経…

戦国大名と読書

「戦国大名と読書」小和田哲男著 柏書房刊を読み終えた。 著者は中世史研究が専門でNHK大河ドラマの考証も担当、マスコミへの登場も多い。 著者は「はじめに」で、戦国武将がどのような勉強をしていたのか、いかなる本を読み、その後の行動をどのように規定…

昨日の出来事と豪商・淀屋の事など

◎ゴルフで近い距離に使うクラブ「ウエッジ」が長い間の酷使ですり減ってしまい番手記号も分からない程なので、この際と思い、大阪市内・淀屋橋の「ミズノスポーツ」に行って専門家のアドバイスを受けて注文してきた。手に馴染んだものだけに躊躇した部分があ…

山陽道厚狭宿

[この項は故郷の歴史をずっと書いてきたものの一つですが、ゆかりの人以外には分かりにくい固有名詞がとても多くなっており、大変申し訳ありません。]私の故郷、山口県厚狭(現山陽小野田市)のまちが古代から山陽道の宿駅で、一時期山陰道と山陽道を結ぶ枝道…

映画「引き裂かれたカーテン」

NHKBSプレミアムで1966年の米映画「引き裂かれたカーテン」を録画して観た。監督がアルフレッド・ヒッチコック、主演がポール・ニューマン更にジュリー・アンドリュースと聞くと、私達の年代からすると巨匠と大スターの組み合わせで、これは見逃せないと…

朝の「歩き」での気持ちリフレッシュ

今日も折り畳み傘を準備していつものルートを歩いたのだが運良く二つの、気持ちリフレッシュ場面に出会えた。①途中にある変電所内、塀際の夾竹桃 これが夾竹桃だとは今まで知らなかったが、先日読者になっている別ブログで紹介されており、初めて教わった。 …

朝の「歩き」の出会い・八尾の高松塚

昨日は梅雨の合間のウオーキング日和で朝食後、早速いつものコースで歩き出したが、たまたま目的の「コメダ珈琲店」の少し手前の交差点で赤信号に変わってしまい、その場でふと思い付き、信号を渡らずいつもと違う少し遠廻りの道を歩くことにした。 初めての…