2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧

厚狭毛利家⑱初代元康の足跡①

関ヶ原合戦の毛利家を追跡する過程で色々な資料を参考にさせて貰ったがその中のひとつが令和元年10月から下関市立歴史博物館で開催された特別展「関ヶ原ー天下分け目と毛利氏の戦い」の展示図録で学芸員松田和也氏が編集執筆されたものである。この資料を…

今日はジャガイモ栽培に向けた準備の日

例年通り2月末~3月初にはジャガイモの植え付けをしなければと思っていたが、土作りには約1ヶ月必要で、来週初めは雨模様の予報なので、逆算すると今週始めるしかないと思い、学期が終わった下宿中の二番目の孫にも応援を頼み準備作業に取りかかった。1…

天下分け目・関ヶ原合戦の毛利家④

1月26日の続き前回まで、合戦前段における毛利家内部の対立や西国での毛利家領土拡大を狙った動きを書いてきたが、 今回は当主毛利輝元が西軍の旗頭として大阪城に入った慶長5年(1600)7月19日から関ヶ原で東西両軍が激突した同年9月15日迄の約…

山口銘菓・外郎(ういろう)

山口県に在住の同級生からコーヒー豆と山口の銘菓「外郎」を贈って頂いた。 私がこのブログに時折喫茶店の事や、お菓子のことなどを書いているのを見て贈ることにしたと書かれており恐縮、感激してしまった。山口県の宣伝部員として、これは銘菓「外郎(うい…

佐藤 優「人をつくる読書術」

佐藤優さんと言うと、どうも今から20年ぐらい前に世間を騒がせた記憶が残る。 政治家鈴木宗男氏と共にロシア外交の関係で背任等の罪に問われ有罪確定、ロシアの関係から、当時のマスコミが名付けた「外務省のラスプーチン」という負のイメージがあった。そ…

天下分け目・関ヶ原合戦の毛利家③

1月23日の続き関ヶ原合戦は美濃国(岐阜県)で行われた大会戦で、どうしてもその場所の戦いがクローズアップされるが、実際には日本国中で同時期に中央の争いが波及した形で大小の戦いがあった。結果的に見ると関ヶ原ではたった半日で決着がついてしまって…

山口県名産焼き抜き蒲鉾(かまぼこ)

私の初めての本は、山口県厚狭周辺の歴史などを主に書いているので、友人を通じて山口県在住の従兄弟さんに送って貰ったところ、丁寧な感想と併せ、山口県名産のかまぼこを贈って頂いて恐縮してしまった。山口県のかまぼこはいわゆる「焼き抜きかまぼこ」が…

財政赤字と経済危機

私は経済の専門家ではないので、表題について現在の状況を理論的に説明することは出来ないが、少なくとも客観的に一市民の立場で見ることは出来るのではないかと思っている。日本の2021年度の基礎的な財政収支(プライマリーバランス・PB)はコロナウイル…

天下分け目・関ヶ原合戦の毛利家②

1月21日の続き以下の内容は、朝日カルチャーセンターでの笠谷講師の講義、下関市立長府歴史博物館からの史料、光成準治著「関ヶ原前夜・西軍大名たちの戦い」やその他の史料を参考に自分なりに整理したものです。慶長3年(1598)8月豊臣秀吉が死去、…

旧職場の同僚とコロナ対応会合

昨日は定年まで勤めた会社の元同僚との定期会合。 年数回アルコールも少し入る居酒屋での会食となるのだが、今回は状況も考慮して、近くのコメダ珈琲店に来て貰い2人での午後のコーヒータイム。 さすがにお客さんの姿は少ない。大きな目的のひとつは私の完…

天下分け目・関ヶ原合戦の毛利家①

歴史のなかには、わからないことを紐解いていく、面白さや楽しみがある。 私のふるさとを江戸時代に治めた毛利家が、関ヶ原合戦でなぜ、一発の鉄砲も撃つことなく敗けたのか、長い間抱えている私の疑問である。関ヶ原合戦は言う迄もなく徳川・江戸時代の到来…

南風・はえ

我が家に誰もいない時を見計らい、YouTubeで三沢あけみさんが奄美大島を歌う昭和歌謡・「島のブルース」をカラオケ練習している。 この状況ではいくら練習してもカラオケには行けないのだが。奄美地方の方言も混じった響きがとても良く、作曲は渡久地政信さ…

住宅設備のトラブルに思うこと

正月を挟んで、最近立て続けに住まいに関連した物品、設備の故障に見舞われた。 普段、小さなトラブルは自分で対応するのだが、結果的に今回は何れもプロの力を借りることになってしまった。①最初は台所の蛇口、コックがガタツキ、出水、止水がままならなく…

堺名物「けし餅」

一昨日は何時もゴルフをご一緒するホームコースのメンバーに私の本「厚狭吉亭日乗」を計5冊を受け取って貰った。その内のお一人は堺市のホームコース近くにお住まいで、現在ゴルフを中断されており、様子を伺いがてら短時間お邪魔させていただいた。 プレー…

図書館からの嬉しい知らせ

自費出版した私のエッセイ集、「厚狭吉亭日乗~ふるさと厚狭&歴史の彼方から」を先週、借りた本を返すついでに何時もお世話になっている近所の図書館(市の図書館の分館)に行き、図書館の蔵書にして貰えないかお願いしておいた。一昨日、本館から連絡があり部…

甘糟りり子「鎌倉の家」

甘糟(あまかす)りり子と言う名前は週刊誌に時折載っている短い記事やエッセイで記憶の隅に残っていた。甘糟の姓は歴史好きなら知っている人も多いと思われるが、越後(新潟県)の戦国大名・上杉謙信の有力家臣一族で、上杉家が米沢に移っても続いている。甘糟…

本の反響で嬉しかった事

自費出版本が完成したことを昨年末のこの日記ブログに書いた。 その後ボチボチと知り合いに読んで貰おうと、配布を考えているのだが昨日現在でようやく17冊を配り終えた。書いている内容が「ふるさと厚狭」の事が多いので、故郷の知り合いや同窓生に読んで…

スマホのアップルが自動車を!!

現在の世界の自動車産業は、フォルクスワーゲン/アウディグループ、トヨタグループ、ルノー/日産連合、米GM、韓国現代等が、自動運転、環境対応、電動化、IT化等々の大変革期のなかでしのぎを削っている。国別で見ると、フォルクスワーゲン/アウディ、メルセ…

成人の日の新聞広告と、式の中止に思うこと

昨日は成人の日で、朝からTVニュースでは成人式の中止や、それに伴う晴れ着をどうするか等々の全国の悲喜こもごもの様子が流れていた。我が家に、通学のため下宿中の2番目の孫も丁度成人を迎えるが、生まれ育った岡山県倉敷市でも式が中止になったとのこと…

山カフェの登山女子・草刈民代さん

私自身は本格的な登山経験は全くなく、南大阪の二上山、葛城山、金剛山に何度かずつ登ったことがある程度です。 本当はもっと回数を重ねたいのだが、一度登ると足腰の筋肉が硬くなり、その週のゴルフが台無しになってしまいそうで、つい躊躇してしまう。然し…

ボートレース女子

ボートレースは以前競艇と呼ばれていたと思うが、競馬や競輪のモーターボート版で水上の周回レース着順にお金を賭けて一喜一憂する。競艇は郷愁を感じさせる言葉で、ふるさとの隣町・長府に「下関競艇場」が今に至るもずっとあり、幼い頃父親に連れて行かれ…

和泉国・和田(にぎた)氏

私のホームコースのある大阪府堺市を地図で見ると、和田川など和田(わだ)という地名が、たくさん出てくる。 これは中世、和泉国(現在の大阪府を構成する、旧国名、摂津、河内、和泉の内の一つ)大鳥郡和田(にぎた)郷を中心に発展していった武士集団に由来し…

造船大手連合の船出へ期待

以前から、海運や造船については島国ニッポンの基幹産業という意識で、個人的に業界をフォローしている。この内造船は戦後の一時期、世界一の造船量を誇り他国を圧倒していた様子が記憶に残っており、人件費等の要因からトップの座を滑り降り中国、韓国に規…

社友会(OB会)40周年記念誌

家電メーカーに定年まで勤務して、退職後は社友会と名が付いたOB会に、名ばかりに所属させて貰っている。 この会が出来て40年という区切りらしく、記念誌が送られてきた。 会社は100年以上経過しているがOB会はまだ半分も経過していないらしい。 これを…

「大阪で本を作る楽しさ、難しさ」

1月4日のこのブログで取り上げた、大阪大学適塾記念センター発行の機関誌「適塾No53」に、統計を交えた面白い大阪の記事が載っている。大阪で、創業15年と新しくて小さな出版社を経営する中島淳(なかしまあつし)さんが、大阪という地域で本を作る苦労や…

丑年に牛の想い出

この年齢になってくると、正月を新しく迎えることは、子供の頃のような嬉しい感情はあまりなく、むしろまた年の峠を越えてしまったという、寂寥感や満足感が混ざったような不思議な感覚の方が強いような気がしている。日頃は無縁で過ごしている干支(えと)だ…

適塾⑥福沢諭吉

以前このブログでも触れたように、私のふるさとを治めていた厚狭毛利家のお抱え医の家系・桑原兄弟が、緒方洪庵先生の大阪適塾塾生であったことから、それを調べる過程で大阪大学適塾記念センターが運営されている、適塾記念会に入会している。 この為最新の…

今年の初打ちでの心に残る出会い

昨日はホームコースで恒例、正月2日に行われる初夢杯競技に参加してきた。 コロナウイルス対応で、検温、消毒等を事前に行い、3密防止の食事や風呂無し等、年明けから厳しい現実を再確認させられる。普段一緒にプレーする人が皆都合がつかず、初めての人た…

今年の目標はどうしよう

明けましておめでとうございます。十千十二支(じゅっかんじゅうにし)が一回りした還暦から、更に十二支が一巡りして自分の歳、丑年にたどり着いてしまった。今日は正月らしい冬晴れで、清々しい朝だったが、いつもの通り雑煮を食べ、少しばかり歩いた後、家…