成人の日の新聞広告と、式の中止に思うこと

昨日は成人の日で、朝からTVニュースでは成人式の中止や、それに伴う晴れ着をどうするか等々の全国の悲喜こもごもの様子が流れていた。

我が家に、通学のため下宿中の2番目の孫も丁度成人を迎えるが、生まれ育った岡山県倉敷市でも式が中止になったとのことで、友達と再会する機会がなくなり残念の様子。
孫3人の内2人が20歳以上とは今更ながら自分の年齢を振り返ってしまう。

こういう状況下で成人式無しの成人を迎えることは、ある意味では普通に無い経験を積んでいる事にもなり決して無駄にはならないと思う。
以前から孫には、このコロナウイルス騒動で世の中の特に自分の希望する進路の業界等が、どの様に動いているかしっかり見ておく事が、今後の自分の財産になると伝えている。

成人の日の日経新聞に、飲料のサントリースピリッツ株式会社
の提供広告で、半ページ(1面の半分)を使って、作家の伊集院静さんがコロナの中で頑張っている新成人に向けて「新しい人の情熱を信じている~君たちの情熱に乾杯」とした文章を寄稿されている。

その一部分は以下の通り
「新成人おめでとう ~中略~ そんなに頑張っている君たちに今年もまた同じ言葉を贈ります。生きる道が目の前にあり、それが登り道と下り坂なら、登り道を選びなさい。
むかい風と追い風ならむかい風に立ちなさい。~~」

私は、例え今年の新成人に成人式は無くても、その無いことを経験したこと自体が、立派で貴重な成人式になるのではないかと思っている。

◎今朝は大阪の平野部には珍しく雪が降っている。
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民家の軒先で寒さの中、我慢して咲いている花
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