山カフェの登山女子・草刈民代さん

私自身は本格的な登山経験は全くなく、南大阪の二上山葛城山金剛山に何度かずつ登ったことがある程度です。
本当はもっと回数を重ねたいのだが、一度登ると足腰の筋肉が硬くなり、その週のゴルフが台無しになってしまいそうで、つい躊躇してしまう。

然し機会あればまた行きたいとの、潜在的な希望は何時も持っており、毎朝の歩きでは大阪と奈良との境にある、生駒山信貴山二上山葛城山金剛山の連なりを観察するのを日課にしている。
また以前このブログでも触れた事があるが、NHKラジオ第一で毎週土曜日朝約2時間放送される「石丸謙二郎の山カフェ」
は、スマホのアプリ「聞き逃しサービス」を使い朝の歩きのお供に聞いている。

毎回
・各地山小屋等の今を伝える「山からおはよう」
・山好きリスナーからのお便り
・音楽
・山好きや登山家などのお客様インタビューや対談
などのプログラムがあるが、今週のお客様は元バレリーナで俳優の草刈民代さんだった。

草刈さんが強烈な印象を残したのは、夫の周防正行さんが監督で、役所広司さんと共演されたコメディタッチの映画「Shall we ダンス?」のダンス教師役、少しかげのある教師役をそのスリムな姿で見事に演じられた。
今日の出演で初めて知ったのだが、この演技で日本アカデミー賞主演女優賞を獲られたらしい。

草刈さんはバレエから退かれた2年後、45歳から長崎県対馬の標高518mの山・白嶽(しらたけ)でのトレッキングで登山女子に目覚め、去年は富士山に登り、高所での息が出来ない苦しさを味わったとのことである。

踊りやダンスは仕事で、全ての活動が繋がっており一つ終わっても次への積み重ねという意識だが、山登りは一山毎に完結する楽しいもの、という話が印象的だった。
今後キャンプをしながらの山登りを楽しみたいと話された。

バレエで足を拡げたり、上にあげたりは充分鍛えているので、登りは急な坂や足場が悪い岩場でも、全く苦にならないと言う話は、ついその足上げの情景を想像してしまった。

◎今日の葛城山(左手)と金剛山(右手)は頂上付近に雪雲がかかっている。
金剛山情報を見ると昨日現在の金剛山は、積雪3cmで霧氷もあり登山にはアイゼンが必要となっている。
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