住宅設備のトラブルに思うこと

正月を挟んで、最近立て続けに住まいに関連した物品、設備の故障に見舞われた。
普段、小さなトラブルは自分で対応するのだが、結果的に今回は何れもプロの力を借りることになってしまった。

①最初は台所の蛇口、コックがガタツキ、出水、止水がままならなくなり、先入観でこれは蛇口交換が必要と判断、どうしようか迷っていたところ、普段我が家の駐車場を利用して貰っているガス代理店の方が通りかかり、相談したところ暫くして担当者と共に来宅、直ぐにコックのネジの緩みと判明し修理完了。先入観による素人判断を反省した。

②次が、風呂場の天井蛍光灯の球切れ、これは原因がハッキリしているので踏み台を用意してカバーを外しにかかったが、緩まない。風呂場なのでどうも防水のシールが咬み込んでいるなと検討をつけて渾身の力を入れたものの緩まずむしろ、器具の土台が動きそうになるし、踏み台からずり落ちそうになった。

諦めて思案の上、以前駐車場の夜間照明でお世話になった電気設備屋さんに連絡、翌朝に来て貰い若いパワーで取り外し、交換して貰った。やはり防水シールが劣化して咬み込んでいた。

③最後が玄関の鍵の動作不良、少し前から動作が堅いなと思っていたが遂に数日前、鍵での動作が出来なくなった。

先ず金属潤滑剤を使用してみたところ一時的に回復したが翌日に再び動作不良、そこで内側から取り付けネジを外して修正を試みるも鍵内部自体の動作が重く自力修理を断念、思案の上、以前家屋の解体工事を依頼した旧知の業者さんに事情を話すと、直に担当者を連れて来宅、私が取り外した鍵内部の位置を再調整して組み直してみたところスムースな動作が回復し修理完了。

立て続けの故障修理で、今更ながらその道のプロの技は大したものだと本当に感心した。殆んど一発で治ってしまうが、私の経験からしても海外では中々こうは行かない。
私たちの暮らしを支える日本の職人さんの底力を感じる。

この三件何れも業者さんと過去にご縁があって、直ぐに対応して貰い、大変ありがたいことだが、多分高齢者でこの様な身近なトラブルに悩まされ、途方にくれる方が世間には多いに違いない。

最近便利屋のような職業が増えて来ていることを聞くが、職人技と迅速対応が組合わされ、高齢化社会に信頼(これが大事、高齢者は知らない人を家に入れたがらない。)されると、新たなビジネスチャンスが拡がるかもしれない。

また業者さんと日頃から良い繋がりを保つことも自己防衛上大切な事と再認識した。

◎朝の歩きの途中、陸上自衛隊八尾駐屯地の待機車両群越しに見える二上山(にじょうざん・ふたかみやま)、名前と見た目の姿がこれ程一致する山も珍しい。頂上が2つあるため実際に登ってみると一度登って少し降りてまた登るため余計な疲れが出てしまう。
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