頑張れ!美祢(みね)線

コロナ禍で旅客を運ぶ航空、鉄道各社が苦境に有る。
日経新聞の記事ではJR西日本も例外でなく、常態化していた地方の赤字路線を近畿圏の在来線や新幹線で支える構図が崩れ、バス路線への転換など見直しが必至の状況にある。

1km当たりの1日平均利用者数が2000人未満の線区はこれから個別に収入と経費を具体的に示すようにするとのことでJR西日本管内では11路線が対象で、この中のひとつに山陽本線厚狭駅から山陰本線長門市駅を結んで山口県を縦断する美祢線が挙げられている。

この美祢線は2010年の豪雨で大きな被害を受け運行を中止、ようやく復旧した経過がある。
(実はこの時の美祢線のひどい被害状況を目の当たりにして、私はこのまま廃線になるのではととても心配した)

もともと美祢地域の石灰石や石炭を厚狭駅経由で宇部小野田工業地帯に運ぶ貨物主体だったこともあり、これらがほとんど無くなり沿線の過疎化が進む現在は厳しい状況に有るのが当然想像される。

故郷を離れて勝手な事を云える立場ではないが、厚狭川沿いを走るデイーゼル客車や貨物列車が小学校の登下校時の友であった身からすると、新幹線停車駅・厚狭の利点を生かしていつまでも走っていて欲しいと願うのだが。
取り敢えず今度帰省の機会には乗ってみなければと思っている。

◎2020年11月帰省時にたまたま撮っておいた厚狭の美祢線夕景、遠くに見えるのが日ノ峰山。
ちょうど旧2号線と交差する辺りでここは小学校の行き帰りいつも通った道。
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◎時折雪が舞う寒い中、昨日は1ヶ月半ぶりにホームコースで70歳以上が集まる「泉寿会」に参加してきた。「年寄りの冷や水」とはこの会のためにある言葉かもしれない。
スコアーは45、47、92、目標未達で後半のミスに反省多し。
・空気が乾き、遠く大阪市内まで見渡せる。
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