小平奈緒選手お疲れさまでした。

昨日の五輪女子スピードスケート1000mは日本中が注目していたに違いない。
私も夕食の時間を少し遅らせてTVにかじりついた。

先ず高木美帆選手の金メダルに「おめでとう」と「大あっぱれ」。
団体追い抜き競技で金メダル目前のアクシデントがあり、見ている方もアッと凍りついてしまったが、それらをはね除け金メダルを取った姿は多分長く語り継がれることになるだろう。

体格に優るオランダ、カナダ、アメリカなどを抑え、さらにオールラウンダーとしてスピードと持久力を兼ね備えた滑走は、日本人の誇りと言っても過言でない気がする。
NHKの特集番組でもその努力する姿、苦悩する姿を観たがあの真摯な取り組みの結果と大いに納得した。

私がここ10年来ずっと応援している小平奈緒選手は1分15秒65で10位、
得意種目の500mでスタートから出遅れ17位に沈んだレース後の表情が、今まで見たこともないような暗く見えたので、「これは何かあるな」と思いこの1000mは見逃せないと思っていた。

滑りは変わらず不本意な成績に終わったが、レース後の表情はいつもの小平選手の表情があり自ら納得したような自分へ向けた拍手が見られ、私も大きな拍手を送ってしまった。

今朝の新聞で初めて知ったのだが1月に右足首を捻挫して右足が全く踏ん張れない状態に有ったらしい。
今まで小平選手が常々云っていた「勝ち負けじゃなく、競技に取り組む姿勢を示したい。」
を実践したレースに今も感動している。

年齢的な面もあり競技を続行するのか、後進への指導者になるのか、それとも第三の新しい道に転進されるのか岐路に立たれていると思うが、今までの個性、探究心、を生かして是非これからも活躍して欲しいと思っている。

◎今朝見たスイセンは今まで見た日本スイセンと違い花の上にさらに小さな花が咲いており初めて出逢った。
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