JAモニターの終了

一年間委嘱された地域JA(大阪中河内農協)のモニターが終了した。
本来最終の懇談会が開催予定であったがコロナウイルスで延期の上、更にその後中止となり代わりに今日、終了アンケートを提出して来た。

生家が農家だったので農協は子供の頃から親近感があったものの、現役時代は全く関心がなく特に金融機関とホームセンターに挟まれた、都市近郊農協の活動内容への知識が薄かったが、この機会を利用して自分なりに学習して、現在のJA・農協の置かれている状況を少しながら理解したように思う。

やはりこの課題の底辺にあるのは協同組合という成り立ちからくる公益性、公共性と、一般に求められる採算性をどう折り合いを付けて将来像を描くかだろうと思う。

アンケートにはお世話になったお礼と、この公益性と採算性について一度、片方ずつ完全に度外視してシュミレーションしてみて、見えてくるものを考察したらどうかとの提案を書いた。

正直に言うと最初は嫌々で、やむを得ず始めたこのモニターだったが、終わってみると色々な新しい知識も得ることが出来て貴重な機会であった。地域JAに大変感謝している。