カリー・ウエブ選手の平常心

ゴルフをしない人には多分馴染みの薄い名前だと思われるが、女子プロゴルファーで世界的プレイヤーの一人カリー・ウエブ選手がいる。落ち着いた人柄と歯切れの良いスイング、サングラス姿が様になった素敵な、記憶に残る選手の一人である。

1974年生まれでオーストラリア出身、同世代にスウエーデン出身のアニカ・ソレンスタム選手が居てアメリカツアーでいつも2人で優勝争いをしていた。

全米女子ツアー41勝、メジャー7勝、最年少でグランドスラム(全てのメジャー大会に優勝すること)を達成し、驚くことに一旦第一線から退いた後再度復帰し今も戦い続けている。
今何歳!!!

そのウエブ選手がゴルフ雑誌に平常心のことを寄稿していて、中味にとても味わいがあり、自分も少しでも見習いたいと思いここに忘れず書いておくことにした。

・平常心が乱れるのは、今より先に起こりそうな事を心配したり、今より前の出来事を後悔したりすることが原因。
・過去や未来に意識を向けず今に向ければ平常心が保てる。
・2006年のメジャー戦で最終ホールで逆転トップに立ったが、後続選手とプレーオフになる可能性を感じ、今に意識を向ける為喧騒を離れ、静かな所で落ち着いた時間を取った。結果的に見てプレーオフを勝てたのは平常心を保てたから。
・深呼吸は肩に力が入り平常心は保てない、腹式呼吸が有効。
・ラウンド中平常心が乱れると例えば鳥のさえずりを聞く、どこから?鳥の種類は? これで今に意識が集まる。

過去、現在、未来と平常心をとてもうまく表現している。ウエブ選手には及びもつかないがプレー中に試させてもらおう、
それには今の湿疹を治すのが先決なのだが。