◎女子プロゴルフの最終戦を翌週に控えた四国松山の大会でまた「しぶこ」こと渋野日向子選手が優勝した。
メジャー全英女子オープンで優勝する前から注目していたのが自慢の私だが今年国内で通算4勝し来週の成績次第で賞金女王を狙える位置に来るとは正直思っていなかった。
現時点の賞金女王鈴木愛選手と同組で廻って突き放した。とにかく強気の思いきりの良いショットとパットで観衆を惹き付ける強さ、多分練習量も半端で無いはず。
全英優勝後あれだけ騒がれ、マスコミに追われても勝ちを重ねることが出来ているのは並みのメンタルでないことも確かと思われる。
TV解説の岡本綾子さんが言っていたが今シーズンのオフをどう過ごし、来期どの様な成長を見せるかが正念場と言っていたが、まさしく同感で1シーズン突っ走ったが後が続かないケースも色々見てきた身からすると是非、息長く世界で活躍する選手に成長して貰いたい。
◎渋野選手を筆頭に20歳前後の若手が成長著しい昨今の女子プロゴルファーの世界だが、この若い波の影響もあり、今年中堅選手で来季のシード権が得られず引退表明する選手が相次いでいる。わかっているだけでも以下の有名プロがいる。
・ツアー3勝 大江香織 29才(私の応援する選手、残念)
・同7勝 佐伯三貴 35才、(あねご肌、風格あり)
・同9勝 諸見里しのぶ 33才(沖縄出身選手、きれいなスイング)
まだまだの年齢で引退を表明する心境は如何ばかりか。各々に立場や想いは違う筈だが華やかな世界、勝負の世界の裏の厳しさを痛いほど語りかけてくる。
私の楽しみゴルフはもう少し続けさせて欲しい。
