女子ゴルフ渡邉彩香選手の優勝

コロナウイルスの関係で軒並み中止となっていた女子プロゴルフの試合が、今年度初めて無観客で開催され、渡邉彩香選手がプレーオフで去年の賞金女王・鈴木愛選手を破って5年ぶりに優勝した。

春先から秋まで日曜日の午後は女子ゴルフのTV中継を見るのが楽しみな習慣になっていたのが、今年はこの楽しみを奪われ、うなだれて毎日曜を迎えていた。この試合もTV中継はなしでネットのYouTubeで全中継をするとの事でネット環境を持たないおじさんゴルファーに同情してしまう。

先ず一番人気で下馬評も高かった渋野日向子選手が一打の差で予選落ちにビックリというか、さもありなんというか。
渋野選手は私達素人がよくやってしまうグリーン上のボールマークを元に戻し忘れ二打ペナルテイが課せられており、結果的に見るとこのペナルティーが効いてしまった感じだが、シーズンオフ時のマスコミの騒ぎ方も尋常でない気がして少し可哀相な気がする。

渡邉選手は身長が170Cmを越える「飛ばしや」で、私の記憶に刻み込まれているのが、2014年の初優勝の際、最終日の最終ホールで一打差で遅れをとっていた場面で、飛距離を活かしてイーグル(基準打数より2打少なく終える)を取って逆転優勝したシーン。感動で思わず声を挙げた。

その数年後暫くしてスランプに陥り去年は予選落ちを重ねて賞金ランク115位、聞くところでは自分の悪い癖、「上体が突っ込む」事を練習で克服してきたとのこと。

実を云うと私もゴルフで3~4項目(多い!)の悪い癖を自覚しておりその一つがこの「上体が突っ込む」事で、この話を聞いてレベルこそ違え私も恥ずかしながら負けずにこれを克服しようと云う気持ちになってきた。

今回確か4日間競技の2日目だったと思うがネットYouTubeの解説をされていた、元賞金女王プロゴルファーの村口史子さんが、練習場での渡邉彩香選手のスイングを見て「今年の渡邉さんは今までと違う、良いスイング」と言われていたのが耳に残っており、それが優勝と云う結果を聞いて記憶によみがえり、さすがにその道を極めた人の視る目(観る目・看る目)がスゴイと今更ながら感心している。

一度落ちた人が努力で這い上がり栄光を再度掴むのを見るのは本当に感動する。

5月18日のこの日記に書いたが、偶然の出会いで親切に私とツーショット写真を撮って貰ったエイミー・コガ選手は28位タイで終了。
マアマアだがマダマダとも言え、初優勝目指してがんばれー。

散歩道脇に咲いている松葉ボタン?(自信有りません)
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