渋野日向子選手⑧復活ツアー優勝

女子プロゴルファー・渋野日向子選手が「スタンレーレディス」で約2年ぶりの日本ツアー優勝を達成した。

少し余談で横道に逸れるが、この試合は1980年に始まった歴史のある大会で、岡本綾子選手も優勝したことがある私にとってずっと記憶に残る大会のひとつである。

更に主催者のスタンレー電気は現在、自動車用のライトや電子機器迄業容が拡がっているが、元々電球や管球が祖業だった筈で、私の現役時代こたつ用の発熱電球で長い間お世話になった馴染みの会社である。
時代の変化を柔軟に受け止めて適応発展されているように思われる。

私は渋野選手が全英女子オープンで優勝して有名になる前から注目して、これまで7回このブログに書いてきたが、7回目の2020年8月23日「全英オープン予選落ち」で書いたようにその頃は全く精彩を欠いた状態で、スイング改造等を、世間がもう少し長い目で見て欲しいと綴っていた。

優勝のなかった約2年間は世間の評価は散々でネットでは嫌な話が溢れていた。

今回の「スタンレーレディス」では何故か渋野選手が活躍する予感があり、調べても通常放送がなく、BS11(イレブン)での午後7時からの放送ということで、早めに夕食を採って最初から最後まで見入ってしまった。

最終18番ホールでバーディーを取って一打差を追い付いたシーンでは思わず大声が出てしまった。

首位に4人が並んだプレーオフではアマチュアの佐藤選手の完璧なショットがピンに直撃する不運もあり渋野選手に優勝が転がり込んだ。
プレーオフ全体を通じショット、パット共にやはり4人の中で一番安定していたように見受けられ、実力が上がって来ていることをうかがわせた。

優勝が決まって涙が一気にあふれ出た渋野選手だが、涙を流すのを初めてみたような気がする。余程この2年近い歳月が苦しくまた期するものが有ったのだろう。

これをきっかけにしてまた世界に出て活躍して欲しい、今後の楽しみがひとつ増えた気がしている。

下手なオジサンゴルファーの勝手な独り言で申し訳ないが、渋野選手の改造後のスイングはバックスイングからの切り返しが少し早いような気がするのだが、今後の変化を興味をもって見せて貰おうと思っている。

◎近くのくぬぎ林でドングリが顔を出して来た。
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