2024-10-01から1ヶ月間の記事一覧
NHK BSプレミアムシネマで放映された2015年のアメリカ映画「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」を録画再生して見終わった。 よく知られているように第二次大戦が終結し、東西の冷戦が激しくなった1940年代後半から1950年代中頃、アメリカで…
渡邉義浩(わたなべよしひろ)著『「韓非子」入門』ミネルヴァ書房刊 を読み終えた。 中国史での戦国時代は日本の戦国時代よりはるかに古く「戦国の七雄(しちゆう)」と呼ばれた国々が覇を競った、紀元前403年から前221年迄のおよそ180年間が対象…
NHK TVでスペシャルドラマと銘打った「坂の上の雲」が再放送されていて、私は飽きもせず以前見たにも係わらず録画再生して再び熱心に観ている。 云うまでもなく伊予松山出身の三人、秋山好古(あきやまよしふる・日本の騎兵の生みの親)、真之(さねゆき・日…
①昨日は住んでいる施設で「20周年特別コンサート」と銘打って、施設内メインダイニングでオペラコンサートが実施された。 出演は淡路島を拠点に活動する「音楽島・Awaji Opera Company」という音楽プロジェクトのメンバーで、声楽4名ピアノ1名計5名の方…
NHKBSプレミアムシネマで放映された1984年のアメリカ映画「プレイス・イン・ザ・ハート(Places in the Heart )」を録画再生して見終わった。 大きな筋立ては、1900年代前半のアメリカが大恐慌を迎えていた時代、南部の小さな町で暮らす子供2人を…
あるきっかけから1980年に霊長類のフィールド調査の仕事でインドネシアを訪れた方の紀行文を読む機会に恵まれた。 ジャワ、バリ、スマトラ、各島を移動しての広範囲に渡るおよそ3ヶ月の滞在の記録である。 もとより専門的な部分にはなかなか理解が及ば…
半藤一利、加藤陽子著「昭和史裁判」文藝春秋刊 を読み終えた。 半藤氏は文藝春秋編集長を経て「歴史探偵」を自称する作家で、昭和史研究分野では必ず名前が上がり、私も太平洋戦争を理解する上で随分お世話になっている。 加藤氏は2023年11月14日こ…
月刊誌・文藝春秋には巻頭随筆というページが必ずあり各界の人が寄稿することになっている。 10月号のなかに今年退職するまでNHK でドラマやドキュメンタリーの「時代考証」を担当したという元NHKディレクターの大森洋平氏が「時代考証の三大極意」と題し…
この実行されずに終わった石田三成のクーデター計画は、秀吉の死後武断派と呼ばれる加藤清正、福島正則など七将が、朝鮮出兵時の遺恨から石田三成を襲撃、三成は辛くも危地を脱し伏見城内の自邸に籠った時点から始まる。いわゆる世にいう「七将襲撃事件」で…
NHK BS に「英雄たちの選択」という番組があり、その時々の内容により興味あるものは録画して観るようにしている。 今回は『石田三成 幻のクーデター計画~「関ヶ原」エピソード・ゼロ~』と題して、天下分け目・関ヶ原合戦の一年前に、秀吉の死後急速に台頭…
司馬遼太郎全集に収録されている随筆のなかに、昭和43年の産経新聞に掲載されたという故子母沢寛さんの「人」と「作品」という短いエッセイが収録されている。 のっけから余談で申し訳ないが、勝新太郎やビートたけしが映画で主演した「座頭市」はもともと…
知人から自家の木で採れた大きく立派な栗を沢山頂いた。 今年はあちこちで熊が里に出没してニュースになっているが、知人の山あいでも例外ではないらしく心配している。 近年栗と言えば菓子やケーキのなかで味わっているだけなので、子供の頃運動会などで食…
嵐山光三郎著「芭蕉の誘惑/全紀行を追いかける」JTB 刊を読み終えた。 現在住んでいる施設に入居して知った俳句サークルに入会して2年が過ぎたが、お蔭で今まで見向きもしなかった俳句関係の本にも時折目が向くようになった。 これもそのひとつで作家でエッ…
昨日は先日自費出版した2冊目の本「厚狭吉亭日乗Ⅱ」をこの近辺に住む中学校同級生に渡すべく都合を調整し集まって貰った。 大阪から3人、播磨(加古川、高砂)から2人でちょうど中間の垂水で設定させて貰うことにして垂水駅近くの日本料理の店を予約、こ…
10月1日は住んでいる施設の俳句サークル10月例会で13人の出席であった。 私は今月の兼題「秋風」を含めて以下の5句を出した。 ①秋風と連れ立ち帰る墓の道 先日墓参りで帰省した折のことを思い返しながら詠んだ。この歳になると墓参りというのは色々…
子供の頃から新聞は身近にあり、新聞を見ながら食事して叱られた時期もあった。 長い間新聞一紙が当たり前だったが、仕事に就いて時間が経つと日経新聞を読む必要に迫られ、日経新聞と普通紙一紙という状態になり、この頃から普通紙の、朝日、毎日、読売、産…