中学同級生の会

昨日は先日自費出版した2冊目の本「厚狭吉亭日乗Ⅱ」をこの近辺に住む中学校同級生に渡すべく都合を調整し集まって貰った。

大阪から3人、播磨(加古川高砂)から2人でちょうど中間の垂水で設定させて貰うことにして垂水駅近くの日本料理の店を予約、この店で定評のある刺身定食とビールを味わいながら本を渡した。

申し訳ないことにコーヒーと和菓子のお土産迄も頂いてしまった。

何れも1冊目も渡したメンバーで、なぜ2冊目を出すつもりになったかや、完成までの苦労などを話した後は、当然のことながら近況報告やよもやま話に花が咲くことになった。

故郷の歴史のことなどを中心に書いていることもあり、同じ故郷の同じ学校で学んだ仲間に、自分が苦労して出版した本を読んで貰うのは、殊更嬉しく意義のある有難いことに思える。

このメンバーの同級生の会は食事の後はカラオケと決まっており今回も近くのカラオケ店でのど自慢を披露することになった。

印象に残ったのは「鳳仙花」「奥入瀬」「グランパ」「吾亦紅」など、私も中島みゆきの「時代」「麦の唄」などを歌わせて貰った。

大阪から来たひとりが、信号の無い横断歩道で渡ろうとすると、車が止まって呉れるのを見て驚いていたが、実は私も大阪から神戸に引っ越して来て最初に違いを感じたのが同じこの事だった。

隣合う地域ながら経済中心で発展してきた街と、開港地で居留地文化が出発点のひとつになっている街との違いが垣間見える。

同年齢の元気な者の集まりで更に元気を貰って帰って来た。

🔘今日の一句

 

クレーンの曳かれゆく瀬戸秋夕焼(あきゆやけ)

 

🔘施設の庭のフヨウ(芙蓉)、今年は暑さのせいか咲くのが去年より遅い。