日常二題(オペラコンサート&24年の会・食事会)

①昨日は住んでいる施設で「20周年特別コンサート」と銘打って、施設内メインダイニングでオペラコンサートが実施された。

出演は淡路島を拠点に活動する「音楽島・Awaji Opera Company」という音楽プロジェクトのメンバーで、声楽4名ピアノ1名計5名の方の出演で1時間を楽しませてもらった。

オペラを生で聞くのは初めてだが、私も名前を知っている作曲家・プッチーニヴェルディビゼー、の有名曲のさわりの部分が、それぞれびっくりするような声量と音域で歌いあげられ、最前列に座っていたせいもあり圧倒されてしまった。

(正直言って一瞬、マイクを付けているのではと疑ってしまった。申し訳ない。)

続いて「サウンド・オブ・ミュージック」や「ティファニーで朝食を」などのなかで唄われた歌、更にはイタリア民謡(歌謡)などを原語で聞くことが出来た。

また私にとっての一番は、やはり日本語で歌ってもらった「ふるさとの四季」と題した唱歌(故郷、われは海の子、紅葉、雪etc)や美空ひばりの「お祭りマンボ」で声楽の専門家の声を間近で聞けて感動させられた。

あの声量で私たちが日頃馴染んでいるカラオケを歌ってもらったら、いったいどうなるのだろうとついつい余計なことを考えてしまった。

短い時間だったが充実した有意義な時を過ごしたような高揚感が残った。

②施設内の昭和24年生まれと配偶者で、7名の「24年会」を作り2ヶ月に一度の食事会とカラオケ会などをしている。

一昨日はその定例の昼食会で垂水の和食の店に7名全員が集まった。といってもいつも取り留めのない雑談に終始するのだが、今回はサプライズで私が自費出版した2冊目の本のお祝いを頂いてしまった。

その為つい今年初めからのこの本作りの苦労話を長々としてしまったが、何れにせよ予期せぬ有り難いことでとても感謝している。

次は来月のカラオケ会に向け曲の選択を始めなければ。

🔘今日の一句、

今年から垂水区役所内の俳句講座に参加させてもらっている。相互評価はともかく、先生の二重丸◎を頂くことはなかなか無いが、昨日の会では出句七句の内以下の一句が◎だった。

 

故郷の駅に人無く野菊待つ

 

故郷の厚狭駅を始発とする美祢線(みねせん)は、2023年7月22日のこのブログ「故郷美祢線の豪雨被害/頑張れ美祢線」で書いたように、豪雨被害で長い間運転休止が続いている。

先日帰省の折りにも美祢線の発着ホームは人影無く線路は野草があちこち蔓延っていて残念な気持ちを兼題の「野菊」を入れて詠んだ。