「100万本のバラ」

歌手・加藤登紀子さんが歌う「百万本のバラ」は好きな歌のひとつである。

あの繰り返すフレーズ「あなたにあなたにあなたにあげる」のところがお気に入りで何回か唄う努力もしてみたが、全体に難しい気がする歌で生来の音痴にはなかなか歯が立たない。

元々ロシアの歌で加藤さんが気に入って自分で日本語の詞を作り持ち歌とした話は聞いていたが、元歌に関しては全く知識がなかった。

9月22日の産経新聞朝刊一面のコラム「産経抄」にこの点に触れた記事が載っていた。それによると

・この歌はロシアの国民的女性歌手 アーラ・プガチョワさんが歌っていた。現在プガチョワさんはソーシャルメディアを通じて政権批判を繰り広げている。

・ロシアの詩人による詞はジョージアの貧しい絵描きをモデルにしている。

・原曲はラトビア(バルト三国)の音楽家が、自国の愛国詩人が大国に翻弄される悲劇を詠った作品をもとに作ったもの。

プガチョワさんを知りたいと思い検索したところYouTubeでたまたま、彼女が加藤登紀子さんの記念コンサートに来日特別出演し、二人で「百万本のバラ」を唄う動画に偶然出くわし感動してしまった。

由来もわかり「百万本のバラ」をカラオケで再挑戦してみたいが相手が難敵過ぎる気がする。

 

♪︎♪︎♪︎小さな家とキャンバス 他には何もない
貧しい絵かきが女優に恋をした
大好きなあの人に バラの花をあげたい
ある日街中の バラを買いました
百万本のバラの花を
あなたに あなたに あなたにあげる
窓から 窓から 見える広場を
真っ赤なバラで うめつくして♪︎♪︎♪︎

 

🔘今朝TVをつけると民放の番組「サンデーLIVE」に加藤登紀子さんが出演されインタービューで、ロシアのウクライナ侵攻などを念頭に「平和のためにもこの100万本のバラを今後も歌い続けたい」と答えられていた。

🔘公園の歩径路脇に咲くのは虎杖(いたどり1)のように思われる。花は甘いようで蟻が頻繁に出入りしている。