「カムカムエヴリバデイ」の不思議な記憶

NHKの連続TV小説「カムカムエヴリバデイ」が始まった。
ラジオ番組の英会話教室を軸にしたドラマらしく、前の「おかえりモネ」とはだいぶ雰囲気が変わった印象を受けている。

始まったばかりで話の中身に立ち入ることはまだまだ出来ないが、この題名になっている「カムカムエヴリバデイ」は戦後昭和21年に始まった番組のオープニングの歌が元になっているとのことで、曲は「証城寺(しょじょうじ)の狸ばやし」を使っている。

♪︎♪︎Come come everybody.
How do you do, and how are you?
Won’t you have some candy?
One and two and three, four, five.
Let’s all sing a happy song.
Sing trala la la la.♪︎♪︎

実はこの連続TV小説が始まる前のNHKの色々なプロモーション映像の放送を観ていて、私の幼い頃のものと思われるが古い記憶の底から「証城寺の狸ばやし」のメロディーと共に「カムカムエヴリバデイ」の文句がじわじわと頭の中でかけまわりはじめた。

♪︎♪︎カムカムエブリボデイ、エブリボデイハウアーユー
ワンチュウ ハムサムカンデー
ワントウアンドスリーフォーファイブ
リットルシングハッピーソング
シングトランランラン♪︎♪︎

書き出して見るとこのような記憶で、今振り返って見るとただの言葉としての記憶と実際の英語の歌詞は、似ているものの少しばかり違っていることが分かる。
これがどうして私の記憶に残っているのか、不思議でしょうがない。

実際は昭和21年からの放送らしく、年齢からみても私がラジオ放送を直接聞くことは無いように思われる。
母親から聞いたのかも知れないがもう確かめる術もない。
何れにせよ私のそばで誰かがかなりの回数を唄ってもらわないと今に残るほどの記憶になることはないのだが。

この不思議な事から考えると、子供の頃に正確な英語を繰り返し聴かせておくことは、外国語の基礎にとって有用なことかもしれないなと思うばかりである。

こんな縁から新しいTV小説を毎日習慣にして観ていこうと思っている。

◎八尾市内の和菓子屋さんの庭、レモンの変種と花
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