日経新聞の特集記事「人生100年の羅針盤」に俳優・歌手 倍賞千恵子さんが登場されている。
倍賞さんは私の好きな俳優の一人で2019年4月28日のこのブログでTVの「サワコの朝」に出演された事を書いたことがある。
今年6月で80歳を迎えられたそうで写真を見ても年相応の変化のようで、無理に容姿を作られず自然体のところがとても好感がもてる。
記事の中でこれまで腎臓結石、脊椎を痛める、乳ガンなどに苦しまれたそうで一時期その影響が容姿にも表れどうされたのかと思っていたがどうやら健康を取り戻されたらしい。
私が若い頃の青春スターは日活の吉永小百合さんと松竹の倍賞さんがその双璧だったが、その倍賞さんの出世作「下町の太陽」は今回初めて知ったのだが山田洋次監督の作品とのことで、「なるほどな」と思ってしまった。
倍賞さんは「男はつらいよ」シリーズの「さくら」や「家族」「故郷」などの「民子」役で山田洋次監督の映画にはなくてはならない俳優であったことが強く印象に残っている。何れも下町や地方で健気に精一杯生きる女性を演じている。
以前にも何かの折りに触れたことがあるが倍賞さんの歌はとても素直で抑揚が少なく、もちろんこぶしなどもなく私のような音痴には歌の先生として最適な気がして、気に入った歌が見つかるとYouTubeで倍賞さんのカバーがないか捜すようにしている。
座右の銘は「実るほど頭(こうべ)を垂れる稲穂かな」とのことで農家に生まれ稲の育つ様を身近に見てきたものにとってとても説得力のある言葉と言える。
記事中にある、元気の源は「無理しない自然体の生き方」という答えや表題の「年齢なんて、数字にすぎない」は私も見習いたいと思っている。
◎昨日朝、歩きの途中八尾空港に隣接する自衛隊の駐屯地を金網越しに見ると前日にはなかったものが2基設置されている。
形状から見ると昨今話題になっている敵ミサイル迎撃用のPAC3のように思うのだが?