「街道をゆく・長州路」①

最近NHKTVで作家・司馬遼太郎さんの長大な紀行作品を原作にした「街道をゆく」が再放送されている。
司馬さんが1971年から1996年にかけて国内外を旅してその歴史や風土、人の生き方などを縦横に書いて週刊朝日に連載し、全43巻が刊行された同じ表題の書籍をベースにしており、司馬さんが歩いた道を再訪しその思考を振り返る番組である。

この番組は1997年から放送開始されたらしいが、私は大の司馬ファンながらこの放送を観るのが初めてで、どうもこの時期海外の仕事で忙しくしており完全に見逃していたらしい。

現在「十津川街道」まで放送されており録画して丁寧に見直している。
この内第二回目に放送された「長州路」を観ているうちにこれは少なくともこの巻を読み返さねばと強く刺激を受けてしまった。

実はこの「街道をゆく」はほぼ全巻を蔵書にしていたのだが、先日他の本と一緒に処分してしまった。
そこで駅前に行くついでに神戸市図書館の分館である垂水図書館に行き探して貰ったところ「司馬遼太郎全集」のなかにあることが分かり、図書カードを作製して貰うと同時に借りだしてきた。

私のふるさと厚狭の歴史や、厚狭毛利家など長州の歴史を追跡していると、自分も含めた長州人というのはやはり何かしら負の面も含めて特徴を持っていると感じることが多くある。

司馬遼太郎さんはこの「長州路」のなかで良くも悪くも長州人のことを客観的に書いておられる。
私もこれを読み返すなかでその部分を書き出し、自分が考えるものとどうなのか含めてこのブログのなかで著しておきたいと思っている。

🔘朝は健康公園の外周を、午後はゴルフ場の周囲の道を歩くのをノルマにしているが、これは午後に撮ったゴルフ場から垣根を越えて道路側に出てきたり道路脇に育つ夾竹桃