中立的に考えることの大切さ

今色々なマスコミから、タイ、インドネシアなど東南アジア諸国コロナウイルスが猛威をふるっているとの情報が毎日のように聞こえてくる。

私のタイ駐在時代にも一緒に勤務したことがある年下の元同僚が、現在リタイア後の第二の仕事でインドネシアに滞在中で、少し心配になりLINEで連絡を取ってみた。

一応無事の様子で安心したがホテルでの実質隔離生活になっており食事もデリバリーで済ませているとの事であった。
インドネシアでは1日5万人を越える患者が出て入院することもままならず、また私が長い間出張ベースで指導に通ったジャカルタ郊外の工場でも200人程の患者も出ているらしい。
日本人のインドネシア駐在員にも死亡者が出ている中で日本政府の帰国便手配も充分ではない状況とのことである。

一応7月下旬に韓国経由での帰国便が手配出来ているとの事で、もう少しの辛抱ともいえ何とか頑張って欲しい。

この状況下インドネシアの地から日本を見ると、政府が色々と批判されているようだが日本特有の制約があるなかで、比較的良く管理されているように見えるとの意見が書かれてあった。

確かに今、オリンピックとも絡んで、ワクチン接種や緊急事態宣言発令の事など、マスコミの論調には厳しいものが多いが、海外から日本を客観的に眺めた場合、経験に乏しい事態の中で何とか頑張っているという評価も充分有るのだろうと考えさせられた。

日本が何でも優れているという「夜郎自大(やろうじだい)」的な発想も困ったもんだが、事態を冷静に見て良いこと、劣っていることを自分の頭で中立的客観的に考えて見た上で、次に繋げることの大切さを感じたLINEの交信だった。

無事に帰国後また機会を見つけ会食など出来るようになれば良いと期待している。

◎菊科の仲間のような気がするのだが。
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