タイ・バンコクで住んだ場所

この正月に、仕事でタイに駐在していた折に同じ工場で働いた先輩の方から、この日記を見たとの連絡をメールで頂いた。

この知らせの余韻のなか、サンマルクカフェで本来見たかった経済誌が無い中で手に取った女性誌にはタイのバンコクチェンマイの特集が掲載されていた。

この二つのことで、約6年間過ごしたタイバンコクの生活がよみがえってきた。
色々な想い出があるので多分何回か書く事になると思うが。

今日見た記事にはバンコクの詳細な地図が載っていて、私の過ごしたマンションの有った場所も容易に読み取れた。
バンコクの街は広大で複雑だが地名の表示は日本より余程分かりやすく出来ている。

先ず大きな道路を最初に、次にその道路の両側の小路がsoi(ソイ)で片側が偶数、もう一方が奇数で順に1又は2から並ぶ、ソイ入り口近くはパック(入り口)ソイ、奥へ入る場合は入り口からの大体の距離を表せば良い。
道の左はサーイ、右はクワーだったはず。

ちなみに私の住んでいた場所は
スクンビット(通り)ソイ49(シーシップガウ)300m(サムロイメータ)で、これを告げれば問題なくタクシーは黙って連れ帰ってくれる。当時のタクシーは底に穴が開いているのも多く走りながら地面が見えていた。

マンション新築時に入居契約したオーナーはチャイニーズの女性で、完成が遅れた為に一時滞在したホテル代の面倒を見てくれ、私の帰国が決まると「あなたの家賃のお蔭で息子の米国留学費用が捻出出来たと」と言ってタイ料理の本を家内にと贈ってくれた。

お金はこれだけ見ても知らずに世界を駆け巡っている事がよく分かる。