ローマ人の物語、ギリシャ人の物語

子供の頃からの日本歴史好きで数十年、世界史に関しては全く本の購入対象から外した生活をしてきた。

然し10数年前上海に駐在していた折りの一時帰国の帰途、上海に持っていく本選びの中でたまたま塩野七生さんの「ローマ人の物語」に出会った。それから時間を掛けてこの大作を読み終え、日本史以外も捨てたもんではないなと思うきっかけで中国の歴史などにも興味の対象が拡がった。

塩野七生さんの著作は十字軍などを含め幅広いがあらかた読み終え、文藝春秋の辛口エッセイも楽しみにしている。

その、塩野七生さん曰く最後の作品が「ギリシャ人の物語」でこれもアレキサンダー大王の章で最近完結した。

昨日我が家に下宿中の孫と話した折り、授業でギリシャのことも学んでるとの事を聞きこれらを紹介したところ少し興味を覚えたようで、「ローマ人の物語」の一部と「ギリシャ人の物語」全冊を渡した。

もしこれらの本を通じて少しでも興味や知識の幅が拡がったら私にとってこの上なく嬉しい。

まあ、スポーツや音楽、スマホに費やす時間も悪くはないが本はそれ以上に決して捨てたもんではないのだから。