4月13日のこの日記に「宮間あや選手はどこに」と書いていたが、今日は本当に偶然にも宮間さんに出会った。
といっても本人ではなく、文章の上でだが。
今日久しぶりに「サンマルクカフェ」に行って日経新聞を開くと、スポーツ欄のコラム
「スポートピア」で「人間くささこそ醍醐味」との題名で寄稿されていた。
今、新聞が手元にないがその要旨は次のようなことであった。
1、<サッカーのルールが守る側に不利に変わっていっているのではないか。ハンド、
フ ァウル、オフサイドなどの判定で守り方が縛られるような葛藤があった。得点は 守備でボールを奪ってから始まるものだ。
2、その部分部分を切り取って白黒決着をつけるVAR(ビデオアシスタント
レフェリー)はそこに至るストーリーを無視する面があり一刀両断されて失われて いくようなものが出てくる。
3、清濁ない交ぜのピッチの出来事を極端に美化し白だけを正しいものとして他を排除 するのは人が許容する範囲をどんどん狭める。
4、映像では見えにくい心理面の駆け引きがある。
5、2011年のW杯優勝は、体格も力も劣る選手がファウルすれすれで奮闘し、足をアザ だらけにしたスマートとは言えないプレーを重ねたゆえに幸運にも恵まれてもたら されたものでもしVARがあったら優勝はなかったかも。>
私のサッカーの知識は未だにオフサイドの厳密な判定基準が理解できてない程度のもので宮間さんの寄稿文にどうこう言えないが
W杯の優勝に関する点は当時、生で中継を見ており本当に激闘と幸運の結果として今でも胸に落ちてくる。
然し何れにせよ宮間さんがお元気なことは此れでよく分かった。
早く現場に選手でも指導者でもいいので復帰して貰いたい。