松山選手のマスターズ優勝

松山選手がゴルフのマスターズ選手権に優勝した。
多分ニュース速報が駆け巡っているのだろうが、その瞬間を観ることが出来て感動してしまった。

アナウンサーも解説者も最後は涙声だったのが印象的だったが、それほど日本人にとって嬉しい世界一になったグッドニュース。

正直に云って私は日本人が、飛距離と技とその両方を完璧に要求するこの大会に勝てるとは、今の今まで全く思っていなかった。
番組で、日本人が挑戦し続けて80年、松山選手が挑戦し始めて10年経ったと言っていたが、ゴルフを長い間やってきた身としても今も何か不思議なことが起こっているような気がしている。

インタビューで松山選手が「自分がメジャーに勝ったことで日本人の意識が変わるのではないか」と言っていたが確かに私も自分の不明を恥じると共に、世界に「日本の国が衰退期に入った」という悔しい声があるなかで、まだまだ日本人も捨てたものではないことが世界に発信されたのではないかと思う。

このマスターズで6大陸の内、唯一アジアのみ優勝者を出していなかったが、それを日本人が消し去ったこともゴルフ史に残ることだろう。

今朝はマスターズの最終日を見ようと何時もより1時間早く起き、直ぐにTVをつけて目がテンになってしまった。
なんと中盤で2位に6打の差を付けてリーダーボードのトップに松山選手がMATSUYAMAとして名前が載っていた。

昨日3日目の段階で松山選手がトップに立っていたのでもしかしてという思いがあり自然に少し早く目覚めてしまった。

何時ものストレッチと運動を終えて、15番ロングホールから腰を落ち着けて観始めたが、2位との差が4打差に縮まっている状況で松山選手が第2打を池に入れてボギー(通常より1打多い)、2位の選手がバーディー(通常より1打少ない)で一気に2打差に縮まってしまった。
この池に入れたときには思わず朝から大声が出てしまい、このまま崩れるのではと余計な心配までしてしまった。

最終18番ホールを2打差で迎えて、第1打を打つ時は観ているこちらの方が緊張して真っ直ぐボールが飛んだ時にはオオ!と声を出た。

解説者が王手ですねと言ったがまさしく同感だった。
松山選手がインタビューで今日一番印象に残ることを聞かれて「最終ホールの第一打がフェアウェイを捉えることが出来たこと」と答えていたがその気持ち全くよく理解できる。

今日は別のことをこの日記に書くつもりだったが、あまりの驚きと感動で是非これを書かねばと思った次第です。

◎昨日撮った近くの図書館の花壇、菊科の花
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