上海での日本人仲間との会合

大阪から神戸・垂水に引っ越して来たことから近辺に住む、上海時代の年齢の近い知人と会うことになった。

お一人は姫路郊外在住で自家消費分の米作りは今でも続けておられるとのことで、農家生まれの私にとっては少し羨ましい。

もうお一人は同じ山口県の出身で歳も近いが、日本海側の生まれで私は瀬戸内に近い方だが、美祢線というJRのローカル線で結ばれているという縁があり須磨区内在住である。

担当業種は全く異なるが何れも上海市内で住んでいたエリアが近く、夕食で立ち寄る日本料理店で知り合い、休日のゴルフなども一緒に出掛けたりしていた。

垂水の瓦そばを出す店でビールと酒とつまみ、締めに瓦そばというありふれたパターンだが、多分2年ぶりくらいは間が開いており、歳のせいで皆多少の故障を抱えつつも互いの無事を確認できて良かったと喜んだ。

酒の味は分かる方ではないが、山口県の岩国錦帯橋に由来する「五橋」を選択。

今でも現役時代の夢を見る場合、何故か大抵海外時代の苦しい不思議な場面であることを話した。それだけ心の奥に深く入り込んでいるのかも知れない。

海外で出会った日本人同士には戦友のような感じを抱くようなところがある。

またゴルフを含む再会を約してコーヒーショップで別れた。腱鞘炎を何とかしなければいけない。

 

【楓の葉 栞(しおり)せんとて 背伸び採る 】

 

🔘健康公園のメタセコイヤ、高く真っ直ぐ立ち遠くからもはっきり見えて屹立(きつりつ)という言葉が似合いそうな樹である。