毎朝のウオーキングと四国八十八ヶ所

神戸に引っ越し後、特に予定が入っていない日は朝、隣接する健康公園の外周2kmを歩き、午後はゴルフ場沿いの坂の道を約2km歩くのを日課にしている。

健康公園の管理事務所には四国八十八ヶ所の巡礼路の距離相当に応じたスタンプカードがあり歩いた距離に応じてカードにスタンプを押して自己申告するようになっている。

朝、健康公園で歩く度にスタンプを押しているが、昨日でスタンプカード一枚目をようやく終えた。
・1kmで1個の◯印

この地・健康公園から淡路島に渡りさらに鳴門の一番札所「霊山寺」迄すなわち巡礼のスタートに立つまで90kmが余計に必要でなかなか進まない。

一枚目のカードは霊山寺~二番・極楽寺~三番・金泉寺~四番・大日寺~五番・地蔵寺~六番・安楽寺~七番・十楽寺~八番・熊谷寺~九番・法輪寺~十番・切幡寺~十一番・藤井寺~十二番・焼山寺~十三番・大日寺

1枚目のカードは第十三番札所・大日寺で終わり、計208km(104日)を歩いたことになっている。
・終わった1枚目を管理事務所に見せて2枚目をもらった。

🔘ここまで来て分かったこと
・4番と13番札所は共に同名の大日寺(だいにちじ)である。これは多分、空海弘法大師の開かれた真言密教の本尊・大日如来から来ているのだろう。

・今まで先入観から各札所の間隔はほぼ同じくらい離れているのだろうと思っていたが、一番の霊山寺から二番の極楽寺まではたったの1kmで、十一番藤井寺から十二番焼山寺までは43kmもありひどくアンバランスなところがあることが分かった。これは実際の巡礼者は随分苦労されるだろうと思ってしまった。

🔘八十八ヶ所の総距離は1400km有るらしい。
その内たった十三ヶ所まで過ぎただけであり先が長い、とにかく頑張れるだけ何とか頑張ってみようと思っている。
それにしても1400kmは山道も多いはずで、歩き遍路の皆さんの労苦は並大抵でないことが身に染みる。

🔘昨日ふとみると公園のどんぐりが実を付け始めているのが分かった。マッチ棒の先くらいから1cm位までさまざまだがまだ緑色で熟すまで遠い。
9月1日、季節と月の朔日での出会いが殊更嬉しい。

【どんぐりが 背丈比べる 朔(さく)の朝】