絵本「おこりたくなったらやってみて」

指の腱鞘炎で整形外科にまだ通っている。
あの瞬間的な鋭い痛みが無くなり日常生活には全く支障がないが、なぜか親指の動作に少し違和感がありゴルフをすることが少し不安で未だ出来ていない。

そのためステロイド注射を親指の付け根に打ってもらった。痛い!

待ち時間にふと見ると子供向けの絵本が置いてあり「おこりたくなったらやってみて!」(ガストンのきぶんをととのえるえほん)とある。

興味が湧いたので見てみると子供が不快なことに出会ったときに気分をととのえるにはどうしたら良いかをユニコーン(一角獣)の子供・ガストンを登場させて分かりやすく説明している。

いわば子供用の「アンガーマネジメント本」ともいって良いような内容で、怒りの雲を追い出すための呼吸方法が丁寧に書かれている。

子供にはこんな感情をコントロールさせるより、素直に感情を出させた方が良いようにも個人的には思うのだがどうなのだろう?
むしろ私の方が取り入れなければならないなと感じた次第で、瞬間湯沸かし器が沸騰するときがあり、気をつけなければいけないなと絵本を見ながら反省した。

著者はフランス人のオレリー・シアン・ショウ・シーヌという児童心理学を学んだ絵本作家とのことで、訳者は垣内磯子さん。
このシリーズには「はずかしかったらやってみて!」「こわくなったらやってみて!」「かなしくなったらやってみて!」等々他にもいろいろあるらしいが現在の子供はそれだけ悩みや気分の揺らぎが大きいのだろうか、考えさせられる。

取り敢えず私にとっては今のところ「おこりたくなったらやってみて!」が一番必要で役立ちそうな気がする。

医師の話では腱鞘炎は完治することはなく上手く付き合うことが大切らしい。
また手指などは永年の生活習慣で形が作られるので、人それぞれ自然な状態では違って当然で、それがあなたの形ですと言われた。

ボチボチゴルフを無理しないような形で始めても構わないとお墨付きを頂いたが、ちょうど暑さとコロナがダブルでやって来ている。
これらの様子を見ながら秋口に現場復帰ぐらいのゆっくりモードで考えてみようと思っている。
頑張り過ぎないを自分に言い聞かせて!!

🔘朝、ベランダから東南方向の「旗振山(はたふりやま)」を見て、

【登りたし かの山見れば 夏の雲】


🔘絵本はムーミンのキャラクターのところに置かれていた。