本の始末

最近余程気になった場合を除き本を買うことが少なくなった。ついつい後始末を考えてしまうからだろう。

幸い近くに図書館があり時折行って座って読んだり借りてくる。

昨日も3冊借りたがその内の1冊が弘兼憲史さんの「60歳からの手ぶら人生」である。

弘兼さんは「課長島耕作ー社長島耕作」「黄昏流星群」等の作品で売れっ子になっているコミック作家だがこの本は老いを前にした心構えの一端を書いてベストセラーにもなっているらしい。

この中で「本はすでに貴重な情報源ではない」として希少本以外の処分を勧めている。  

実は私も最近自分の蔵書をどうするか少し考えている。

子供の時代大変お世話になった故郷の図書館に帰省の折りに寄贈のことを聞いたことがあるが結構ハードルが高いようだ。

愛着もあり希少本や郷里の歴史に関わるものの選別をどうするか?

古本屋に一度見てもらうか?

等々を考えつつ時間が経過して行く事がまた面白い。