孫の就活からおもうこと②

大学院生と大学生の孫が来年卒業で重なっており今年は就活の年である。
先日来相次いでLINEがありそれぞれに内定にこぎ着けたとの連絡でホットしている。

既に社会人として働いている一人に加え三人全員が社会人のスタートラインに何とか立てそうでこんな嬉しいことはない。

三人が従事する業種は120度ずつ違って一周するようでなかなか面白い組み合わせだと妙に感心しており、期せずしてリスク分散になっているような気もする。

私は基本的に就活などは本人が決めるべき問題だと思うので、聞かれたことには答えるがそれ以上は手出ししないが、孫のくれたLINEのなかに「じいちゃんのアドバイスもすごくためになった」とあり、答えたことが少しは役立ったようで内心とても喜んでいる。

経済や企業活動にはリタイア後も興味があり、毎日の日経新聞経済雑誌などを読むのが楽しみの1つになっており、これが孫に少しでも役立つと思うとこんな嬉しい事はない。

しかし色々な情報を整理して考えて見ても日本のこれからは衰退期、停滞期といった言葉が当てはまるような困難な状況が待ち構えていることは間違いなく、3人それぞれが程度の違いこそあれこれに直面せざるを得ないのだろう。

まああれこれ考えるより「人間万事塞翁が馬」「禍福は糾(あざな)える縄の如し」のように悪いことの後には良いことがやってくるような気持ちで乗り越えてくれるのを期待している。

孫を頑張れと云うだけでは片手落ちで、私自身も前向きに日々を過ごさねばと思っている。

🔘施設の庭に咲く桔梗、紫が鮮やか。桔梗といえば明智光秀の旗印・水色桔梗 この旗が京・本能寺をとり囲む。