大阪八尾から神戸西方の高台にある、元気なうちに入るマンション型介護付き老人ホームに引っ越してようやく今少しばかり落ち着いて来たような気がしている。
数年前からこのようなことを考えはじめ、何ヵ所かを家内と見学、娘の住むところとの距離、立地条件、経営母体、間取り、等々を比較相談して決めた。
関連不動産の処分、生活荷物の処分と移動、各種の手続き(これがものすごい量)、契約等々正直いって今の年齢位が出来る限界かなと思ってしまうほどこの数ヵ月は肉体的にも精神的にもハードだった気がする。
引っ越して最初に遭遇したのが「騒音問題」でこの対応にも心身をすり減らした。遅い対応で不満ながら少し光が見えてきた気がする。
引っ越し前から右手親指の腱鞘炎で、引っ越す際の車の運転にも苦労したがようやく痛みが無くなったもののまだゴルフの再開までには至っていない。施設の隣がゴルフコースという抜群の環境ながらそれを生かしきれていないのは残念無念。
しかし体力の維持は最優先と考え、用事が無いときは必ず朝と夕方のウオーキングと体操を続けている。
周囲の環境は大阪とは比較にならないほど緑が多く、歩くことや健康維持にとても適している。
館内に食堂があり３食予約なしで利用できるが、普段は家内が食事を作り週間の予定表を見て珍しいメニューの時など選択して利用させて貰っている。
そのため定期的な買い物は必須条件である。
施設内には色々な同好会もあるがコロナのこともあり参加の検討はこれからである。シアタールームとカラオケルームは数回利用させて貰った。
何と云ってもこの部屋からの眺望は素晴らしくまた東側の角部屋なので広範囲に開けている。
南側からは明石海峡から大阪湾を越えて紀淡海峡、東側からは六甲から北摂方向の山々が見える。
この眺めは何かしら精神状態にはプラスの影響があるのではと思ってしまう。
ベランダからの眺め（くもり空）
南方向
南東方向
東方向
北東方向
施設からは二方向に各々一時間おきに巡回マイクロバスが出ており、買い物や用事など車と併用して周辺の地理を手さぐりしている。
基本的に駐車場があるところは車で、駅前など賑やかなところや鉄道を利用する場合はマイクロバスと使い分けている。
まだまだとても完全に落ち着いたとは云えないが、焦らず無理せず少しずつ新しい環境に馴染んでいくつもりです。
