「おちょやん」と富田林(とんだばやし)のゴルフ

昨日は桜並木がきれいな大阪・富田林市にあるゴルフ場へ行ってきた。
昨年も同じ時期に同じメンバーと行って、素晴らしい満開の桜に遭遇し、今年もお互いに元気なら同時期に桜を見ようとあらかじめ予約をしてもらった。
検温、消毒、アクリル板仕切りの食堂、風呂は無し、等々
コロナ予防には細心の注意を!

プレー中に桜が見える度に、竹内まりやさんの「人生の扉」の歌が何度も耳元に響いてきた。
♪︎♪︎春がまた来るたび ひとつ歳を重ね 目に映る景色も 少しずつ変わるよ♪︎♪︎
♪︎♪︎満開の桜や 色づく紅葉を この先いったい何度 見ることになるだろう♪︎♪︎

コース内の満開の桜の数々、時折桜吹雪が始まっている。
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スコアーは48、44、92、反省少々。

NHK朝の連続テレビ小説「おちょやん」は昭和の喜劇女優・浪花千栄子が主人公のモデルといわれている。
この浪花千栄子さんの生まれが南河内(みなみかわち)と呼ばれていた現在の富田林市辺りで、実際の出生地は市内を流れる石川を隔てた今日のゴルフ場の対岸に当たる。

浪花千栄子さんというと私の記憶はラジオ番組の冒頭での「浪花千栄子でございます」の台詞と「オロナイン軟膏」のCMに集約されるような気がする。

しかし本人のイメージと一気に離れて強烈な印象を残したのが、黒澤明監督の代表作の一つ映画「蜘蛛巣城(くものすじょう)」で白髪のもののけ老婆を演じた場面で、今でもその声とシーンは記憶に残っている。

主人公の三船敏郎さんと千秋実さんが演じる武将が、森の中で道に迷い、さ迷った末に老婆に出会い、自分達の将来についての予言を受け一笑に付すが、次第に予言通りに事態が進行していく中で、心に深く重くのしかかってくるストーリー展開であった。

黒澤監督が畑違いの浪花千栄子さんを起用したいきさつはよく分からないが監督のヨミは見事に当たっていた。