孫二人の来訪/鹿島神宮のこと

昨日はお盆休みということもあり娘が孫二人を連れてやって来た。

もうひとりの孫は用事で大阪へ早く帰ったとのことで残念だが、残る二人は何れも私と同じく製造業勤務で仕事や会社生活のあれこれを話し合った。

一人は勤務先の関係で茨城県に住んでいて、近くに鹿島神宮があると聞き、地元の人などとの交流に役立つかなとの老婆心もあり、ついつい鹿島神宮にまつわる話をする羽目になってしまった。

鹿島神宮の祭神は、古事記にも記された大国主命(おおくにぬしのみこと)との国譲り神話や、神武天皇(じんむてんのう)の東征神話にも登場する武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)であり、雷神や剣の神としての性格から武道の神として知られる。

現代でも遠くに旅立つ場合など安全を祈って「鹿島立ち」というが、これは古代に大陸の外敵から九州を守るために東国から派遣される防人(さきもり)が、武神を祀る鹿島神宮に立ち寄り安全と無事の帰還を祈ったことに始まる。

剣豪としても著名な室町十三代将軍・足利義輝(あしかがよしてる)や、同じく伊勢国司・北畠具教(きたばたけとものり)にもその剣技を教え、鹿島新当流の開祖で、戦国時代を通じ数々の逸話を持つ剣客・塚原卜伝(つかはらぼくでん)は鹿島神宮の神官の出自であった。

塚原卜伝については生涯無敵といわれ、池波正太郎津本陽中山義秀、など多くの作家がその生涯を作品にしており「剣聖」の名が冠されることもある。

🔘今日の俳句

 

オクラの実日に一寸の伸び盛り

 

園芸サークルの畑、オクラの成長の速さには驚くばかり。見ていると毎日約3cm(一寸)位は成長する。

🔘12日の夜、ペルセウス座流星群を見ようという呼び掛けがあり、施設のスカイガーデンに約1時間半居たが、残念ながら流星の方は空振りに終わった。その時撮った明石海峡大橋の夜景。