なでしこジャパン準々決勝戦/「なでしこの告白」

昨日のなでしこジャパンW杯準々決勝スウェーデン戦はTVに釘付けだったものの、全く残念ながら2ー1で敗退することになってしまった。

前半圧倒的に押し込まれ2ー0だったが、後半は見違えるような動きが随所に見られ、アンラッキーなシーンも2度ほどあったが少なくとも一矢は報いた。

全体的に個々の技倆は世界のレベルでも充分戦えているという前向きな印象があり、残念な反面オリンピックなど次の機会を期待する気持ちも強くなった。

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なでしこジャパンがW杯の予選リーグを勝ち上がり2011年の再来を思わせている折り(この時点では優勝するのではと思っていた)、珍しく気が向いて図書館のスポーツコーナーに立ち寄り、2011年の優勝メンバーへのインタビュー集・週刊サッカーマガジン編「なでしこの告白」ベースボール・マガジン社刊を借りてきて読み終えた。

2011年10月発行なのでまさに優勝直後であり、副題が「世界を変えた最強女子21人の真実」とある通り控えで全く出場機会がなかった人を含め21人全員のインタビューが載せられており、当時のシーンや興奮が懐かしくよみがえって来る。

随所に懐かしい写真が出てくるが、全く出場機会がなかった選手もめげずへこたれず色々な機会を通じてサポートをしていこうとする気持ちが、写真や記事を通じてよく分かりこれが優勝へ繋がった要因のひとつだと腑に落ちる。

当時の選手のなかで現在メンバーとして残っているのは、20歳だった現在のチームのキャプテン・熊谷紗希選手で、決勝のアメリカ戦でPK戦の勝利を決めるキックは未だに記憶に残っている。

最近の日経新聞記事では熊谷選手は尊敬する先輩として澤穂希さん、宮間あやさんの名前を挙げている。私は現役時代の宮間選手のファンで所属していた「湯郷ベル」を何時もフォローしていた。

突然引退を表明し消息が聞こえて来なかったが、最近の情報では元気でサッカー関係のイベントにも関係されているらしく、サッカー指導者として返り咲かれるのを期待している。

🔘一日一句

 

秋立つや引かれ者なるドックの日

 

🔘タンポポの綿毛にツユムシの幼虫が、

タンポポはこの暑さにめげずまだまだ頑張っている