4月の句会/ゴルフ場の桜を観る会

☆昨日の午前中は住んでいる施設の俳句サークルl月例会があり私は前月の例会以降にこのブログに載せた句のなかから多少手を加え次の五句を出した。

①【夜半の風「春一番」と叫びをり】

②【ぽたり落つ赤き椿の潔(いさぎよ)さ】

③【悲話伝ふ須磨古戦場東風(こち)渡る】

④【桜木は寒暑に堪えて現在(いま)咲けり】

⑤【一心に蜂が商ふ蜜・花粉】

今回選に入ったのは①の句が2回、⑤の句が1回で残念ながら特選対象にはならなかった。

④の句で私は桜木と咲くが入っているのでこれで季語を形成していると思っていたがどうやらそうではなく桜木は季語ではないと指摘を受けた。もう少し厳密に解釈していく必要があるらしい。

館内に掲示して貰う自選三句は①⑤②とした。

私が特選句に選んだのは

【断りのメールやんはり春の雨】

という句で何かを断る時の心情と春の雨がマッチしてとても良いと感じた次第である。

俳句サークルに入会して半年以上経過、出来るだけ毎日一句を心がけているが振り返って見てもなかなか上達している実感がない。

たまたま録画の為にTVの番組表を当たっていたところNHKEテレで週一の「NHK俳句」という番組があることを知り早速毎週予約をしておいた。

選者の一人があの辛口な夏井いつきさんで年間のテーマが「凡人からの脱出」ということなので、目下の私には最適なテーマと思えしばらく頑張って視聴しようと思っている。

☆昨日の午後は施設に隣接する垂水ゴルフ倶楽部の桜を観る会が計画され、フェアウェイに直接入り桜を観させて貰った。

思えば去年の4月頃からゴルフ場から遠ざかっておりフェアウェイからグリーン方向を見て無性に懐かしさを感じてしまった。