昨日は自分にとって4回目(内一回出句のみ)となる施設内の俳句サークルの例会で12人が参加、来月からは各自5句に減らすらしいが今月までは7句を出す必要がある。
勉強も兼ねて出来るだけこのブログで日頃から俳句を書き出すようにしており、その中から7句を自分で選んでみた。自分の物を自分で選ぶというのはこれで意外と難しい。
①【朝寒(あささむ)に 知らずのうちの 日向(ひなた)路】
②【八連覇 遂げて退く人 惜しむ秋】
③【黄落(こうらく)を無念無想で待つ銀杏(いちょう)】
④【暮れ落ちて 夜景とコラボ 虫時雨】
⑤【散髪を 終えて何処(どこ)へと 鰯雲】
⑥【虫と鳥 デュオを背に聞き 秋歩む】
⑦【須磨の浦 海苔網立ちて 冬を待つ】
参加者の評価で③と⑤を特選句に選んでもらい、①②④が一人以上の選句対象になり嬉しい結果と言える。
③は、今綺麗な黄色い葉を付けている公園の銀杏は直ぐ目前にある自分の葉が落ちることを、人に例えるとどう思っているのだろうかから発想した。
⑤は、垂水の散髪屋を出た時、空を見てさあ行くかと思ったのがきっかけである。
出席者の句のなかで私が特選に選んだのが
【初紅葉 水面(みなも)にそっと 紅をさす】
これはてっきり女性の作だと思ったが男性の作だと聞いてビックリした。
句会で色々な方の句を参考にさせてもらうと、目の付け所とそれをどう表現するかその組み合わせのバランスが重要な気がしている。
4回目となって徐々に慣れてきたが出来るだけ毎日作句する習慣は当面続けていき3割打者を目指したいと思っている。
🔘健康公園の管理室横、今の季節でも朝顔が咲いている。
つぼみも