小平奈緒さんの元気な姿「鶴瓶の家族に乾杯」

スピードスケートの小平奈緒選手はそのひたむきに努力する姿と少し哲学的な話しぶりに好感を持ち現役時代ずっと応援してきた。

2022年10月23日のこのブログに「小平奈緒選手の全日本500m8連覇と引退」と題して小平さんの引退のことを書いたがその後マスコミなどへの登場が全く無くなりどうされていたのか少し心配していた。

そんな中、録画番組表でNHKTVの「鶴瓶の家族に乾杯」で2週連続の「小平奈緒宮城県南三陸町で初のぶっつけ本番旅へ!」が放送されることを知り早速録画してようやく2週分を観終えた。

鶴瓶の家族に乾杯」は普段あまり観ることはないが今回明らかに元気に過ごされている様子の笑顔の小平さんを観ることが出来て安心した、と同時にやはり今後はスピードスケートの指導者になられるのだろうと期待も持てた気がしている。

南三陸町は周知のとおり3.11の津波の被害を大きく受けた街で、牡蠣養殖や海の復活のために森に植林を続ける漁師さん、3.11の時に消防職員だった祖父と保育士さんの孫を含む家族、ワカメ漁師や民宿を営む家族などとのふれあいが出てくる。

小平さんはスケート人生の支えになったのが祖父と祖母だったとのことで、おじいちゃんおばあちゃんに出会いたいとの希望があり、先ずワカメ加工場を営む家族を見つけ加工を手伝うと共に、知り合いの加工場を紹介して貰いおじいさんおばあさんとの対話を果たすが、そこで焦がし醤油で味付けした想い出のオムライスをおばあさんと一緒に作り家族みんなで食べることになる。

番組の中での小平さんの言葉が耳に残っている。

「私は信州で生まれ信州で育ったのが心のエネルギーになっていて地元に何か恩返ししたい思いがある」

見終わって気持ちの落ち着く番組だった。

 

【蜂の来て花粉と蜜を商(あきな)えり】

 

🔘近くの園庭に咲いているのはハナサフランと思われる。