「お帰りモネ」清原果耶さんと天気予報

NHK朝の連続TV小説が、コテコテの関西もの「おちょやん」から東北・宮城を舞台にした「お帰りモネ」にバトンタッチし何か雰囲気も朝ドラの王道に戻ったような気がしている。

気仙沼で震災を経験した主人公が、「誰かの役に立ちたい」という自分探しの中で「気象予報士」を目指す物語らしい。

朝ドラらしく脇役陣も豪華でそれぞれの特長が生かされており、ナレーションが竹下景子さんというのもとても良い。録画しておいて夕方ストレッチ体操をしながら観るのが習慣になっている。

この番組が始まって私が楽しみにしているのがふたつある。

ひとつ目が主人公・永浦百音(ももね)を演じる清原果耶さんの演技である。
清原さんは何度か朝ドラで見かけたことがあるが、私が一番感動したのは2019、10、1のこのブログ「高校生女優・清原果耶さん」で既に書いているように、NHKBS時代劇「蛍草・菜々の剣」で見せた、摺り足であの剣を肩に掛けるようにして扱う演技は真に迫って今でも記憶にあり素晴らしいものだった。

この頃から清原さんはNHKの朝ドラで主演すると確信していたが、意外に早くそれが実現した事に少々驚いている。
このドラマを通じて更に成長されるような予感がしている。

もう一つが主人公が目指す気象予報士の出す天気予報のことである。
私の楽しみの一つがゴルフで、屋外競技の典型的なものになるが、この年齢になってくると余程でないと雨天決行はあり得ず雨天順延又は中止を原則にしている。

その為予定日の一週間前くらいからスマホで予報を見ておく事が多くなり、いつも気象庁、気象協会、民間予報会社の予報を並行して確認するが、私の感覚では予報の精度が会社の存続や収益に直結する民間最大の予報会社「ウエザーニュース」の精度が最も高いような気がしている。

専門家では無いので現在の予報システムがどうなっているのか詳細は分からないが、少なくとも1週間前の段階では各機関の間では相当なバラツキがありそれが何に由来するものかとても興味がある。

多分、温度、湿度、風向風速、気圧等の各地のデータ(2次元)を地表からの高さ(3次元)を異なって取り、それを時間経過(4次元)のデータを入れて、コンピューター解析しているのだろう。気象予報にスーパーコンピューターが必要というのも良く分かる気がする。

何れにせよ「お帰りモネ」の中でこれらの最新予報システムを勉強出来れば一石二鳥、一挙両得になるのだが甘い考えだろうか。

◎庭のサツキが花盛り
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