中断中のひとりごと「金融入門」

我が家に下宿中の孫が、大学の講座選択や進路の関係で金融や保険業界の事を聞いてきたので、

・今の金融関係は金利の低下に苦しめられており、その為リストラやIT化の深掘り、等が必須であること。
・特に地方銀行等に苦しいところが多い。
・JAも国からやり玉にあがっており預貸率も低下している。
国債残高が、1000兆円を越えている状況からすると今後も低金利政策は続くと思われること。
・現在はデフレに近いがハイパーインフレの危険性も頭に入れておくこと。
・生命保険も少子高齢化や運用の低金利で苦しい。
・損害保険は企業や海外との繋がりで打開の道が有りそうな。
・保険は論理的な素養が必要になる。
等の私見を伝えた。

とここ迄書いてきて、コロナでGDPが記録的な落ち込みを見せるなか、経済面で前途に明るい兆しが無いことに今更ながら気落ちしてしまう。

話をしている最中に、「これは私も少し勉強しておかないと孫におくれをとってしまうな」と思い図書館で日本経済新聞社編集の「金融入門」を借りてきて頭の中の再整理を行った。
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あとがき中の一節--忘れがちだが心しておく必要がある。
グローバル化と情報技術革命のおかげで金融システムは世界とつながっています。その中で生じた小さなほころびでも何かの弾みで人々の不安が加速度的に膨らみ全体のお金の流れがマヒするきっかけになりうるのです」

孫にも渡したが少しは参考になったらしい。良かった。