厚狭毛利家⑰文書のその後/ブログの一時中断

◎今年3月20日、365話目になる節目のこの日記に厚狭毛利家文書のことも含めて書いた。この文書には初代毛利元康関係の貴重な書状の他、厚狭毛利家の「萩屋敷での日記・御用所日記」や「厚狭屋敷の日記・代官所日記」等がありその一部は第28集(2007年刊)迄、厚狭図書館(山口県山陽小野田市立)から刊行されている。

私も入手してこのブログ日記に、厚狭毛利家当主の下関攘夷戦争出陣や、四境戦争小倉口への厚狭兵の出陣などを書く際には読ませて貰い、緊迫する当時の生の状況がよくわかり参考にした。

最近、山口県地方史学会の機関紙「山口県地方史研究」誌のバックナンバー分を順次読み返すなかで2007、6月発行の第97号に〈「厚狭毛利史料」刊行のあゆみ〉と題して第28集までの刊行の経緯が掲載されていた。

最後の刊行から13年経つが、その後も続けると書いてあったので厚狭図書館に問い合わせると、断続的に有志の手で月一回の解読会が開かれているが、当面紙媒体での刊行の予定はなく、むしろWEB上での公開の案があるとのことであった。

貴重な史料であり次に厚狭に帰省の折り、図書館に寄り私も役に立つことが無いかを含め詳細を尋ねてみようと考えている。
     
       
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◎ここ迄550日、550回書き継いで来ましたが、書き溜めた分量もかなりのものになったので特に意識して書いてきた、「ふるさと厚狭」「歴史のあれこれ」の内容などを中心に一度本にして残して置きたいと考えたところです。

私の周りにはインターネットはまだまだという人も多く、私が好きな、本の形にして残すのも「有り」かなと思えたのです。

誠に勝手ながらゴルフ、読書、畑をやりながら此の本への作業に時間を少し振り向けるためには日記ブログを一度中断する必要があり、550回のGo,Goで前向きに丁度良い区切りと考えたのです。

今まで読んで頂いていた皆様、1日1話を継続する励みでした。ありがとうございます。
本の作業が終わればまた復帰するつもりなので今後ともどうぞよろしくお願いします。

厚狭吉亭日乗

歩きの途中にある「八尾変電所」の風景
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