図書館ネットワーク

ここ数年でわかってきた事だが、遠く他府県の図書館に所蔵する図書や資料を近くの図書館で申し込めば取り寄せてくれるサービスがある。もちろん近くの図書館で登録、図書カードを作成しておく事が前提だが。

このシステムを知ったのは帰省した折り、郷里の図書館で調べものをして帰阪した後に再度その資料を見る必要が生じた際に郷里の図書館に電話をしたところで教えて貰った。

最初は半信半疑で住んでいる地域の図書館で申し込んだら数日後にはきっちりそれが届いた。

歴史が好きなので長く使うものは古本屋の検索サービスで購入したりするが、単一の調べものではこの図書館ネットワークが極めて便利で有り難く、今まで、山口県立図書館、山陽小野田市立厚狭図書館、大阪府立図書館等を利用し、直近では適塾の調査でも活用させて貰った。

この利用料が無料というのも驚きで少々申し訳ない気がする。

他にこの様なシステムを運営している国があるのかどうかよくわからないが、これを維持していくためには、人、お金・経費、信用問題、ネットワーク網維持管理と言った課題を解決する必要があると思うが、これをやれる国である日本はまだまだ捨てたものではないと思う。