「なつぞら」が終わった

NHK連続TV小説「なつぞら」が終わり、しばらく「なつぞらロス」に成りそうな気がする。

戦災孤児が北海道の開拓酪農一家と暮らし、自分の夢アニメーターを開拓精神で叶える物語だと思うが戦災で生き別れた兄妹との再会、画家の友人との別れ、育ての一家とのつながり等不覚にも何回か涙が出てしまった。

子供の頃、家に1頭の乳牛がおり、乳絞りの経験や子牛の出産、畑仕事など農作業にも立ち会ったことがあり暮らしの描写に一定の親近感もあった。

広瀬すずさんの乳絞りは私の記憶にある動作そのもので余程の練習をされたのではと思える。

このドラマを貫くのは開拓者精神と受け止めたのだが、戦後は色々な場所、業種、立場で開拓者精神が必要とされ、各々にたくさんの開拓者が居たと思われる。

ドラマを見ていると「何か開拓はしたか?」と自分に度々問いかけられて居るような気になって来るが、幸い現役時代の2ー3が思い浮かび、問いに対しては答えられるような気がして一安心。然し気持ちはまだまだ持ち続けなければとも思う。

このドラマで特に印象に残った人は  ①柴田牧場のじいさん 草刈正雄、②柴田家の父親 藤木直人、③柴田家の手伝い酪農家菊介さん 音尾琢真、④お菓子「雪月」主人 安田顕、    ⑤妹千遥    清原果耶、⑥「風車」亜矢美さん 山口智子  。