昨日は朝日新聞社で月に一度の歴史勉強会。
地下鉄淀屋橋駅から河畔を通り約10分歩くが今日ほど長く感じたのは初めて。蒸し暑さと直射で会場に着いた時には汗だくで冷房の効いたビル内に入るとホッとしてコーヒーブレイク、然しこの巨大ビルの冷房は都会の空中に熱を撒き散らすことで成り立っているのだが。
この暑さの中、いつもの顔ぶれが集まられているようだが自分も含め「よくやるよ!」
笠谷和比古教授の8回目「朝廷官位制度と武家政権」豊臣から徳川幕府へと続く武家政権のなかで官位制度をどう活用して大名を統制したかがテーマである。
得られた新しい知識は以下の通り
1、秀吉が最終的に家康を屈服させたのは婚姻政策ではなく朝廷官位の権威を利用した懐柔策である。
2、同様の朝廷官位を活用して織田家との主従関係を逆転。
3、武家社会の序列秩序化は官位の上下、先任後任が基準で石高は第一基準でない。
4、徳川幕府の定めた近世大名の官職、位階には秩序とルールがある。
5、従四位以上と五位までとは大名でも隔絶した差がある。
6、毛利秀元の参議の官職は死ぬまで保持している。(私の質問への答え)
7、毛利本家の官位は従四位下 侍従 である。etc
全くの余談だが、
暑いので普通は歩く家から最寄り駅までを自転車に乗り自転車置き場に預けておいた。
帰りに寄ると、置いたと思う場所に無く置き場内をアチコチ探すとようやく見つけた。
然しこの場所に置いた記憶はなく、管理人は絶対に動かさないという。
真夏のミステリー。