昨日の夕飯は久しぶり、私の大好きないわしの天ぷら。
子供の頃のおかずに使われる魚は、あじ、さば、いわしの青魚が定番であった。
ふるさと厚狭は山陽本線から山陰側へ向かう美祢線の起点で常日頃、この美祢線を使って「童謡詩人金子みすゞ」が生まれ育った長門市仙崎港からおばさん達の担ぎで新鮮な日本海の魚が厚狭駅迄届けられていた。
今でもこの頃の名残で青魚が好物である。
わけてもいわしは好きな魚で天ぷら、煮魚、焼き魚何でも良く、回転寿司に行くと生のいわしが食べれるのでこれを2皿食べるのが習慣になっている。
然しいわしを食べると自然に美祢線、仙崎、から金子みすゞの「大漁」詩を思い出し、こういうものの見方もあることを繰り返し教えられる。
「金子みすゞ ・大漁」
朝焼け 小焼けだ 大漁だ
大羽鰮(おおばいわし)の大漁だ
浜は祭りのようだけど
海のなかでは何万の
鰮のとむらいするだろう。