カーナビゲーションの効用

またまた神戸への用事で、前回電車で出掛けたので今回は車でと思い、近畿自動車道阪神高速東大阪線~大阪港線~神戸線第二神明道路名谷ICのルートを選択してカーナビに入れ出発した。

当初カーナビが伝えてくれた所要時間は約80分、充分約束の時間に到着できる筈だったが、高速道路に乗ってしばらくするとカーナビが到着予測を予定より1時間以上オーバーすることを表示し始め、2箇所で長い渋滞の赤線が地図に表れ音声でも事故渋滞を告げ始めた。

相手との約束もあり困ったと思っているとカーナビが次の高速出口で降りろと指示する。
降りたら方向感覚が無くなりそうで迷ったがどうせ遅れるならトライするかと思い、いったん降りるとカーナビが大阪市内を谷町、心斎橋、阿波座等々をアチコチ指示する。

ここまで来たらしょうがないと思いそれに従っていると高速入り口に導かれ、ここで初めて第一の事故渋滞を回避出来たことに気がついた。

またしばらく高速を走ると兵庫県に入ったところで降りろと催促され、今度は従順に従うとまたもやアチコチ走り回り高速入り口に誘導され、第二の事故渋滞も回避出来ていることが分かった。

この結果相手との約束の許容時間内に到着、カーナビの威力をまざまざと知ることになってしまった。

カーナビの基本はいわゆるGPSシステムで、人工衛星からの位置情報を活用しているが、今回のような渋滞や規制などの情報は一般道路、高速道路の各所に設置された、道路交通情報通信システムVICS・Vehicle Information Communication System)から発信された情報を活用している。

今までこの情報には懐疑的でカーナビの言うことを聞かず慣れた道をそのまま走ることが多かったが、このシステムに対し誠に申し訳なく、今後は時に信じて素直に従おうと反省した次第です。

今回のような自分自身の経験からみても、多分このシステムはトラックなど日本の物流の効率を改善することに大きく役立っているように思われ、インフラとして海外展開の余地もあるのではないだろうか。

◎これは図鑑を見るとクレマチスと思われる。
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